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ロンドン・オリンピックがゲイグッズを販売

 ロンドン・オリンピック組織委員会は、ゲイプライド・ピンバッジを発売すると発表しました。

 ゲイプライド・ピンバッジの説明書きにはこうあります「これは、LGBTコミュニティへのサポートの意味で、レインボーフラッグとロンドンオリンピックのロゴをあしらったものです」

 昨年12月にゲイであることをカミングアウトした英国のラグビー選手、ガレス・トーマスは「オリンピック委員会がかつてないほど多様な人々をスポーツに参加させることができるよう、このピンバッジをつけよう。プライドを胸に」と呼びかけています。 

 今年3月、ガレス・トーマスの所属する「Crusaders」と「Castleford Tigers」との間でラグビーの試合が行われ、その最中に「Castleford Tigers」のサポーターからガレス・トーマスに対してホモフォビックな侮辱発言が行われるという事件がありました。ラグビー・フットボール連盟(RFL)はこの侮辱を「受け入れがたい言動であり、RFLに対する尊重の欠如であり、スポーツの利益に反する行動をとった」と非難し、侮辱を止めさせなかった「Castleford Tigers」を訴え、先月、裁判所が4万ポンド(約534万円)の罰金を支払うよう命じました。 
 シビル婚も認められ、ゲイ・パワーが社会に認知されている英国ですが、スポーツ界はまだまだゲイに厳しいフィールドなのです。

 ロンドンオリンピック組織委員会のCEO、ポール・デイトン氏は、「オリンピック競技のパワーが社会の変化につながってくれたら」と語りました。また、「平等で誰にでも開かれたスポーツ環境を委員会が支援していくための1つの方法だ」とも。

 ゲイピンバッジは、ダイバーシティ(多様性)の理解を人々に促すためにデザインされたシリーズの第1弾だそうです。他にも、信仰、年齢、障害、性別、民族などについて、来年リリース予定とのこと。

 このゲイ・ピンバッジは、100万人が参加したロンドン・プライドの会場でも販売されたそうです。公式サイトでも5ポンド(約7.60ドル)で購入できます。

 


 ちなみに7月3日に開催されたロンドン・プライドは今年で40周年。ボリス・ジョンソン市長や、オープンリーゲイのニック・ハーバート警察庁長官(写真右)も参加しました。
 市長は「我々の街のお祝いを支援できてうれしい。ロンドンは『私が私でいられる街』だと評判になっていることを誇りに思う」と語りました。ボリス・ジョンソン市長は英国で同性婚が認められるようになることを支持しているそうです。
 ニック・ハーバート氏は保守党の政治家で、今年5月の新政府樹立とともに警察庁長官(閣外大臣)に任命され、オープンリーゲイの政治家として最高位に就きました。その前は、影の環境大臣だったそうです。昨年、10年来のつきあいであるパートナーのJason Eadesさんとシビル婚を挙げました。

 

2012 Olympic Games Organizers Offering Gay Pride PinOn Top Magazine
http://www.ontopmag.com/article.aspx?id=5967&MediaType=1&Category=26

イギリスのラグビークラブ、ホモフォビックなファンのせいで4万ポンドの罰金を科される(GEIRO.org
http://geiro.org/2010/06/30/ukrugbyclubpenalty/

'Million' take part in London's Pride celebrationsBBC
http://news.bbc.co.uk/2/hi/england/london/10499590.stm

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