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レズビアンを演じるジュリアン・ムーア、「同性愛者の希望に」

 今年2月、第60回ベルリン国際映画祭で、ジュリアン・ムーアとアネット・ベニングがレズビアン・カップルを演じる作品『The Kids Are All Right』(監督:リサ・チョロデンコ)が上映され、観客や批評家からも絶賛され、またテディベア賞(最優秀ゲイ映画賞)にも輝きました。


 長年共同生活をしてきたレズビアンのカップル、ジュールス(ジュリアン・ムーア)とニック(アネット・ベニング)の子ども(ミア・ワシコウスカ)が、実の父親ポール(マーク・ラファロ)を捜し始めたことから生じる様々な問題をコミカルなタッチで描いたファミリー・ドラマです。
 
 『The Kids Are All Right』はアメリカでは7月9日から公開され、話題になっています。(日本での公開は未定です…が、きっと上映されると思います)
 そういうこともあり、ジュリアン・ムーアへのインタビューが届きました。

 シネマトゥデイのニュースによると、ジュリアン・ムーアはもともと、リサ・チョロデンコ(オープンリー・レズビアン)の映画『ハイ・アート』(女性どうしの恋を描いた作品)のファンだったそうで、ランチパーティーで自らチョロデンコ監督に声をかけ、一緒に仕事をしたいとアピールをしたんだそうです。チョロデンコ監督は「私もあなたと一緒に仕事をしてみたかった」と、二つ返事で脚本を書いたとか。
 
 ジュリアン・ムーアは、この映画が「同性愛者の結婚を認めない法律などに苦しむ人々の希望、人々の同性愛者への理解の架け橋となってほしい」と語りました。
 

 ジュリアン・ムーアほどゲイやレズビアンの映画に縁のある女優はほかにいないと思います。
 『エデンより彼方に』では、夫が職場で男性と関係を持っている場面に遭遇し、打ちひしがれます。『シングルマン』でも夫がゲイであることを知って離婚しますが、その後も良き理解者として、元夫をサポートしていきます。
 『めぐり逢う時間たち』は、夫への愛情が冷めてバージニア・ウルフの『ダロウェイ夫人』(同性愛的な感情が描かれています)をむさぼり読む(ひそかなレズビアン願望を抱く)主婦の役を演じています。
 今年上映された『50歳の恋愛白書』では、主人公の叔母のパートナーを演じています。
 また、昨年秋にロンドン映画祭でプレミア上映された『クロエ』では、女優アマンダ・セイフライドと愛し合う役を演じました。

 「ジュリアン・ムーアがレズビアン役を演じる」というニュースは、なんとこの1年だけで3回も聞かれたことになります。今までそんな俳優、いたでしょうか…本当にスゴイことです。もはやフレンドリーというレベルを超えた熱意を感じさせます。
(後藤純一)


ジュリアン・ムーアがレズビアンを演じた映画について語る!(シネマトゥデイ)
http://movies.jp.msn.com/news/article.aspx?articleid=332945

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