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カリフォルニア州の同性婚裁判が控訴に持ちこまれ、同州の同性婚は延期されることになりました

 同性婚を禁止するカリフォルニア州法(提案8号)をめぐる連邦裁判で、同性婚禁止を憲法違反と判断した連邦地裁(1審)の判決を不服とした反対派(宗教団体など)が控訴しました。連邦地裁は18日から同性婚の解禁を命じていましたが、控訴を受理した連邦高裁が解禁2日前の16日、「控訴審判決が出るまでは解禁を延期する(結婚を認めない)」旨の決定を行いました。

 地元テレビによると、州各地で挙式を準備していた数万組とみられる同性カップルの怒りが爆発するのは必至の情勢だそうです。

 連邦高裁による控訴審(2審)は、通常より日程を早め、口頭弁論を12月6日の週に開くことが決められました。判決が出るのは来年になる見通しです。この裁判は連邦最高裁まで持ち越される公算が大きいと見られています。

 セオドア・オルソン前米司法省訟務長官は、同性愛者の結婚の権利を支持しています。オルソン前長官によれば、連邦最高裁は1888年以降の14件の訴訟で婚姻を「プライバシー権および選択の自由の対象」とみなす判決を下しているそうです。一方、同性婚禁止派からは、同性愛者から婚姻の権利を奪うだけの合理的根拠や差し迫った利益は提示されていないといいます。

 シュワルツェネッガー州知事は連邦地裁(1審)の判決について「今回の判決は、カリフォルニア州で暮らす多数の同性愛者の家庭に対し、万人に認められて当然の法的保護を提供するものだ。また、この訴訟によって、進歩を先取りしてきたカリフォルニアの歴史と、すべての人々、すべての人間関係のあり方に尊厳を認め、敬意をもって平等に受け入れる土地と呼ばれるカリフォルニアの名誉について、われわれ自身が考える機会が得られた」と述べていました(つまり、同性婚を支持していました)

 同性婚禁止をめぐる連邦裁判が控訴され、同性婚解禁が延期されたことは、日本でもNHKやテレ朝などでTVニュースとして報道されました。この問題をめぐる関心の高さを表していると言えるでしょう。
(カリフォルニア州での同性婚の行方が世界的に注目される理由については、こちらの記事をご覧ください)

 

 

米加州“控訴審の間 同性婚認めず”(NHKニュース)
http://www.nhk.or.jp/news/html/20100817/t10013397741000.html

同性婚の解禁延期 カリフォルニア州法めぐる裁判(テレ朝ニュース)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/200817031.html

同性婚論議 米国引っ張る加州(サンケイビズ)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/100818/mcb1008180505009-n1.htm

同性婚解禁、一転差し止め=「カップル」怒り心頭-米加州(時事ドットコム)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010081700201&j1

カリフォルニアの同性婚また差し止めに 米連邦高裁(CNN) 
http://www.cnn.co.jp/usa/AIC201008170007.html

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