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レインボーマーチ札幌がメディアで報道されました

2010年09月20日


4000個の風船を一斉に空に放つ
参加者たち(北海道新聞)
 919日、札幌で第14回レインボーマーチ札幌が開催され、約700人が札幌のテレビ塔から出発し、市内の大通りを晴れやかに行進しました。前夜には札幌の象徴「テレビ塔」がレインボーにライトアップされました。そうしたイベントと道行く人の反応などをいくつかのメディアが報道していました。

 毎日jpでは、「明日パレードが行われる」という記事が「社会」のコーナーに掲載されました。
「今年は、深刻化するエイズ問題の啓発を目指し、赤い風船で大きなレッドリボンを表現したパレード車が初登場。行進途中の駅前通り付近では、約4000個の7色の風船を一斉に解き放つ」
「夕方からは交流会や芝居が用意され、テレビ塔は、多様性を象徴するレインボーカラーにライトアップされる。実行委員会は『共生と、性的少数者の存在を前提とする社会制度の構築を訴えたい』と話している」

 共同通信は2日間にわたってレインボーマーチ札幌を報道しました。
 前夜には、レインボーに輝く「さっぽろテレビ塔」の写真とともに、「虹は平和や多様性を意味し、個性を認める社会を願う性的マイノリティーの象徴」とレインボーの意味を伝えました。
「観光客らが行き交う午後7時半の大通公園。突然、テレビ塔が赤や黄、紫などに染まると『きれい』と歓声が上がった。名古屋市から旅行で訪れた古川ちさとさん(19)は『性的マイノリティーを意識したことはなかった。特別扱いすることなく接したい』と話した」
 当日は、「多彩な色合いのドレスや肌に密着したランニングシャツ、アニメのキャラクターまで、思い思いの格好をした約700人が参加。音楽に合わせて踊ったり手を振ったりして、沿道を通り掛かった観光客らが拍手や声援で迎えていた」とパレードをレポート。
「夫婦で通り掛かった札幌市の近藤静江さん(86)は『今は自由な時代。どんな個性でも認められるべきだ』。参加した札幌市の女性(23)は『勤務先の同僚に見られたが、笑顔で手を振ってくれた』と興奮気味だった」

 北海道新聞もパレードの様子を記事にしていました。
「今年はHIVの予防や早期発見を呼びかけるため、その陽性者にも対象を広げた。参加者は『生きる形はひとつじゃない』などと書いたカードを掲げ、ポピュラーソングに乗って約1.6キロを行進。沿道の市民に理解と支援を求めた」
「巻き髪に黒とピンクのドレス姿で参加した白石区の30代男性は「男性として、男性が好き。パレードは毎年楽しみ」と語っていた」

 また、パレード当日は、NHK札幌のテレビカメラが入っていました。
 パレードの様子、参加者へのインタビュー、プライド集会の様子(市長さんの挨拶など)を取材し、夕方のニュースで放送したほか、地元向けの番組内で特集も組まれる予定だそうです。(素晴らしい!)

 g-lad xx(グラァド)」ももちろん、前夜祭などの関連イベントなども含めて濃厚な取材を行っております。近日中にレポート記事をお届けしますので、お楽しみに!(後藤純一)

 

 

レインボーマーチ:多様な性アピール あす札幌で行進 /北海道(毎日jp
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20100918ddlk01040035000c.html

札幌のテレビ塔が虹色に 性的少数派への理解訴え(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010091801000762.html

同性愛者ら700人、札幌で行進 「受け入れて」と訴え(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010091901000269.html

「生きる形はさまざま」 札幌 性的少数者ら700人が練り歩く「レインボーマーチ」(北海道新聞)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/sapporo/252006.html

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