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サグラダ・ファミリアの前で200人のゲイがキス

2010年11月11日
 ローマ法王ベネディクト16世は7日、スペインのバルセロナを訪れ、サグラダ・ファミリアを教会と認定する儀式として、この大聖堂で初めてのミサを行いました。建築家アントニオ・ガウディが設計したサグラダ・ファミリアは、着工から128年を経て、正式に教会として認められました。


 一方、スペインは2005年以来、同性婚を認め、離婚の手続きを容易にし、人工妊娠中絶の規制を緩和したことで、法王を激怒させ、バチカンとの関係は悪化の一途をたどっています。
 この日のミサで法王は、「人間の生命を否定するあらゆるものに反対し、家族制度において自然の秩序を推進するすべてのものを支持する」「男女間の不変の愛が生命の本当のあり方だ」などと語り、中絶や同性愛を批判しました。
 法王は、欧米でのゲイのパートナーシップを認めようとする潮流を食い止めようと躍起になっています。ベネディクト16世はこれまでスペインを2回訪れ、来年3度目を計画していますが、それは欧州でのローマカトリックの覇権を賭けて、この国を戦場にしようとしているのだといいます。

 こうしたバチカンの姿勢に抗議しようと、大聖堂近くの沿道には、200人のゲイやレズビアンが集まり、法王を乗せた車(法王が乗る部分防弾ガラスになっている特別車だそうです)が通過するのに合わせて一斉にキスするパフォーマンスで抗議しました。(写真右上)
 看護学校に通う22歳のセルギ・ベナベントさんは、「これは人々の愛にはもっといろんな仕方があるという平和的なデモンストレーションです。愛をたった1つのやり方に決めつけようとする人々に反論するために参加しました」と語りました。
 彼のパートナーで27歳の行政助手であるアンドレウ・マルティネスさんは、「私は教会の時代遅れでホモフォビックで性差別主義的な姿勢には賛成できません」と語りました。
(Ryoji Okabe)


サグラダ大聖堂、着工から128年でバチカンが教会認定(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-18050120101108

In Barcelona, pope criticizes Spain's social policies(Los Angeles Times)
http://www.latimes.com/news/nationworld/world/la-fgw-pope-spain-20101108,0,2512317.story

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