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来年のベルリン映画祭に韓国発のレズビアン映画が出品

2010年12月08日
 女優キム・ヒョジンが主演する韓国の『チャンピヘ(Ashamed、恥ずかしい)』という映画が来年2月10日に開幕する第61回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に招待されることになりました。キム・ヒョジンの所属事務所が7日、明らかにしました。

 この映画は、同性愛がテーマで、自殺しようとしているユン・ジウ(キム・ヒョジン)が、スリの常習である少女カン・ジウ(キム・コッピ)に出会い、運命のような恋に落ちるというストーリーだそうです。

 ちなみにキム・ヒョジンがレズビアンを演じるのは初めてではありません。
 5人の監督が「エロスとは何か」を探求した韓国のオムニバス映画『五感図(オガムド)』(2009年)に出演し、第4章「終わりと始まり」で女優オム・ジョンファと愛し合うシーンがありました。

 ベルリン国際映画祭のパノラマ部門は、グランプリ候補となるコンペティション部門とは別枠で、芸術性と商業性を兼ね備えた作品18編が上映されます。そこに選ばれるだけでも、たいへん名誉なことです。そして、ベルリン国際映画祭には最優秀ゲイ映画に与えられるテディ賞があります。この作品がもし受賞すれば、アジアのレズビアン映画としては2007年に台湾の『TATTOO -刺青-』が受賞して以来となります。
 

第61回ベルリン映画祭に「恥ずかしい」「不当取引」招待(聯合ニュース)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/society/2010/12/07/0800000000AJP20101207001700882.HTML

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