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エルトンの伝記ミュージカル映画の企画が進行中

2011年01月31日

「僕の歌は君の歌」「クロコダイル・ロック」「黄昏のレンガ路」「キャンドル・イン・ザ・ウインド」などのヒットで2億5000万枚以上のレコードを売り上げ(世界8位)、グラミー賞を受賞し、ナイトの称号を授かった、英国が世界に誇るトップ・ミュージシャン、エルトン・ジョン。1976年に『ローリングストーン』誌上でバイセクシュアル・カミングアウト(1988年までは女性と結婚していました)、90年に薬物依存・アルコール依存で入院後、カムバック。2005年にはパートナー、デヴィッド・ファーニッシュと同性婚(シビル婚)を挙げ、昨年末、代理母出産で息子をもうけ、家族の写真が雑誌の表紙を飾り(一部の店舗で「有害図書」扱いされ)、今は幸せいっぱいです。そのエルトン・ジョンの伝記映画の製作が企画されているそうです。

 米エンタメサイト「Colider.com」によると、まだ監督は決定していませんが、脚本を担当するのは映画『リトル・ダンサー』でトニー賞受賞&アカデミー脚本賞にもノミネートされたリー・ホール。エルトン・ジョン本人も映画化を許諾しており、順調に製作されそうです。

 この伝記映画は『ミルク』などとは異なるミュージカル作品になるそうです。エルトンは「『ムーラン・ルージュ』のようなファンタジックなミュージカルになるだろう。今までにない映画になるよ。私の人生は浮世離れしているから…サッカーのクラブチームを買ったりしてね」と語っています。

 やることがハデだったり、歯に衣着せぬ発言でメディアを騒がせたりもする一方、ステージ衣装をオークションにかけて一晩で数億円をHIVチャリティに寄付したり、ホモフォビックな発言で叩かれたエミネムと共演してステージ上で抱きしめたり、様々な「いい話」も伝えられているエルトン・ジョン。ゲイのロールモデルともなっています。
 「世界で最も成功したゲイのミュージシャンの生涯を『ムーランルージュ』のようなファンタジックなミュージカルで描く」って、考えただけでも素敵な映画になりそうですね。続報を楽しみに待ちたいと思います。(編)
 

エルトン・ジョンの伝記ミュージカル映画を製作!? (ハリウッドチャンネル)
http://www.hollywood-ch.com/news/11013107.html?cut_page=1

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