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リッキー・マーティンがGLAADアワードの最高栄誉賞に輝きました

2011年02月12日

 第22回GLAADメディア賞の大賞にあたる、ゲイコミュニティから贈られる最も栄誉ある賞が、リッキー・マーティンと女優のクリスティン・チェノウェスに授与されることになりました。

 昨年3月にゲイであることをカミングアウトし、世界中のゲイたちを勇気づけたリッキー・マーティンは『OUT』誌が選ぶ「2010年に活躍したゲイ100人」の1位にも選ばれています。3月19日、GLAADメディア賞受賞式(ニューヨーク会場)で「ヴィト・ルッソ賞」を受賞します。この賞は、ゲイやレズビアンの不平等を改善することに最も貢献した当事者に贈られるもので、昨年はシンシア・ニクソンが受賞しました(ヴィット・ルッソは「セルロイド・クローゼット」の著者として有名なアクティビスト。GLAAD誕生の立役者です)

 それからもう1つ、ゲイやレズビアンの苦境を社会に広く知らしめることに貢献した人に贈られるのが「ヴァンガード賞」で、これは一般の人たちから選ばれます。昨年はドリュー・バリモアが受賞しましたが、今回は女優のクリスティン・チェノウェスが選ばれました。映画『奥さまは魔女』(2005年)でも知られるクリスティンは、エミー賞やトニー賞を受賞したこともある実力派のミュージカル女優ですが、彼女は「ゲイの俳優はストレートな役を的確に演じることができない」と断じた『ニューズウィーク』誌の記事を批判し、ゲイを擁護したことで評価されたそうです。この賞の授賞式は4月10日、ロサンゼルス会場になるそうです。
(ちなみに、TVドラマ『奥さまは魔女』の2代目ダーリン役、ディック・サージェントはゲイの俳優でした。映画版に出演したクリスティン・チェノウェスは、それを踏まえて「ゲイの俳優だって」と言ったのでは?と思います)


カミングアウトのR・マーティンに栄誉(テレ朝NEWS)
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/geinou/geinou_news/contents/hot_20110211_060.html

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