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英国のゲイカップルが教会で挙式できるようになります

 英内務省は13日、婚姻法を改正し、同性カップルが教会などの宗教施設で結婚式を行うことを認める方針を明らかにしました。『サンデー・テレグラフ』紙によれば、英国で同性婚を宗教儀式として執り行うことが認められるのは史上初だそうです。

 一方、高級日曜紙『サンデー・タイムズ』は、この婚姻法の改正について「現在は男女間に限定されている結婚の定義が変わりかねない、象徴的な動きだ」と報じています。

 英国では2005年12月、同性カップルにも男女の結婚とほぼ同等の権利を認める「シビルパートナーシップ法」が施行され、エルトン・ジョン&デヴィッド・ファーニッシュの結婚式は世界的なニュースにもなりました。英国立統計局によると、2010年5月現在、英国には2万6000組の同性カップルが暮らしているそうです。

 しかし、法的にはあくまで「結婚」ではなく「シビルユニオン」であるように、同性カップルが教会で式を挙げることは長年、禁じられてきました。ゲイの「結婚式」は無宗教形式でなければならず、賛美歌を歌ったり聖書の一説を朗読することなども禁じられていたのです(エルトン&デヴィッドも市役所で式を挙げました)

 内務省報道官は、さまざまな識者や団体から幅広く意見を聞いたうえで、シビルユニオンの次の段階として、宗教団体が同性結婚式を行うことを認める方向で政府が検討していると述べました。

 英国のゲイ&レズビアンはもちろん、このステップアップを歓迎するでしょうが、保守派や教会などからは強い反発が予想されています。すでに英国国教会は、傘下の教会や施設での同性婚儀式を認めないと言明したそうです。同じキリスト教でもクエーカー教やユニテリアン派、ユダヤ教の自由主義派などは、同性愛者に理解を示しているそうです。

 教会ではありませんが、昨年3月、ロンドンのシンボルである(ビッグベンを併設する)ウェストミンスター宮殿で同性結婚式を行うことが認められました。英国史上初めてウェストミンスター宮殿で式を挙げたゲイカップルは、英国の欧州問題担当大臣であるクリス・ブライアント氏と彼のパートナー、ジャレド・クラニーでした(詳しくはこちら
 こうしたオープンリー・ゲイの政治家の活躍もあって、少しずつ権利が認められるようになったんですね。(編)
 


英国、教会での同性結婚式を容認へ、婚姻法改正を検討(AFP)
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2785296/6813052?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics

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