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イヴ・サンローランのドキュメンタリー映画、4月23日から公開

 フランスの国宝とも言われるファッションデザイナー、イヴ・サンローランの栄光と苦悩の日々、そして半世紀にわたるパートナー、ピエール・ベルジェとの関係を綴った初の公式ドキュメンタリーフィルム『YSL L'AMOUR FOU 狂おしい愛』が、4月23日から公開されます。トロント国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞したほか、あの大内順子さんも大絶賛しています。

 1957年、21歳でクリスチャン・ディオールの後継者に抜擢され、2002年世界中のファンから惜しまれながら引退を決意するまで、創造に愛と人生を捧げてきたイヴ・サンローラン。その苦悩と栄光は、半世紀にわたって公私を共にしたパートナー、ピエール・ベルジェの大きな愛で支えられ、最後まで見届けられてきました。
 イヴ・サンローランは、女性がズボンをはくことが受け入れられなかった時代にスモーキング・スーツ(女性用のタキシード)を生み出したほか、パンタロン、シースルー、モンドリアン・ルック、サファリ・ルック、エスニック・ルック、ロシアン・ルックなど、数々の伝説的な作品群を世に問い、新しい女性像を作り出しました。初めて黒人のモデルを起用したデザイナーでもあります。時代の先駆者として、独創的かつエレガントなスタイルで世界中を驚かせ、魅了した「モードの帝王」は、その栄光の陰で、常に孤独と戦い、プレッシャーやマスコミの評価と向き合い、苦悩していたといいます。そんな貴重な姿が劇中では赤裸々に映し出されます。光と影の半世紀をイヴとともに歩み続けたパートナーのピエール・ベルジェが、イヴとの思い出を膨大な資料と共に紐解いていきます。コレクションの映像や数多くの美術品や骨董品、そして二人が過ごしたパリのアパルトマン、マラケシュの別荘、ノルマンディの城…ベルジェ本人も驚いたという貴重な映像や写真もふんだんに披露され、観る者を魅了します。

 イヴ・サンローランは、1971年に発売した最初の男性用フレグランス「Pour Hommes(プール オム)」の広告ポスターに自身のヌード写真を用いました。それは、自身の美しさを知っていたということだけでなく、セクシュアリティの表明でもありました。そして1991年、『フィガロ』紙のインタビューで正式にゲイであることをカミングアウトしました。
 偉大な才能と愛、尊敬によってファッション界の頂点にたどり着いたイヴ・サンローランとピエール・ベルジェという二人の関係性が、独特のタッチで綴られた『YSL L'AMOUR FOU 狂おしい愛』。モードの歴史に変革をもたらし、神話にまでなったパートナーシップの物語は、互いに見つめ合うだけでなく同じゴールを見つめ続けることの偉大さを教えてくれます。
 監督したのは、フランスで美術造形家・写真家として活躍し、古くからサンローランとベルジェとも親交のあったピエール・トレトンです。(編)

YSL L'AMOUR FOU 狂おしい愛
2010年/フランス/監督:ピエール・トレトン/出演:ピエール・ベルジェ、イヴ・サンローランほか/配給:ファントム・フィルム/4月23日(土)、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開
 

イヴ・サンローランのドキュメンタリーがトロントで受賞 日本公開も決定(cinemacafe.net)
http://www.cinemacafe.net/news/cgi/release/2010/09/9143/

サンローランの栄光と孤独の日々、映画『イヴ・サンローラン』4月23日より公開(MODE PRESS)
http://www.afpbb.com/article/entertainment/fashion/2788024/6887395

必見!YSLのドキュメンタリー映画。(Vogue.com)
http://www.vogue.co.jp/fashion/news/2011-03/09/ysl

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