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サンフランシスコが「ブリトニーの日」を制定

2011年04月01日

 これはエイプリルフールではありません。サンフランシスコ市が公式に「ブリトニーの日」を制定しました。

 3月29日のニュー・アルバム『ファム・ファタール』発売を前に、ブリトニー・スピアーズがサンフランシスコでプロモーションのための無料ミニコンサート(VIP席だけは被災者支援チャリティに)を行いました。パフォーマンスを終えた後、ブリトニーに手渡されたのは、サンフランシスコ市が3月29日を「ブリトニーの日」と定めた公布文でした。ブリトニーは大いに喜び、「サンフランシスコ、アイラブ、ラブ、ラブ、ユー!」とTweetしました。

 ここからはこのコンサートの追加情報です。
 当日は、たった15分のパフォーマンスのために、朝5時半から数千人が並んだそうです。ブリトニーの女装をしたゲイ客の1人は「ゲイコミュニティを本気で取り込もうとしてるんだから、カストロ(※世界的なゲイの聖地)でやればよかったのにね」とコメントしました。「でも、彼女はよくやったわ」
 もともとこのコンサートは、カストロの特設野外ステージで行われる予定でした。が、悪天候が予想され、TV中継(「グッドモーニング・アメリカ」)も決まっていたため、急遽、屋内の別会場で開催されることになったそうです。
 ドラァグクイーンを登場させて、カストロでプレミアム・コンサート…それはもはやゲイのため以外の何物でもありません。前座を飾ったクイーンの一人、ヘクリーナは「ブリトニーの真のファンはこの町にこそいるわ。ゲイ・オーディエンスを取り込もうとするのは正解よ」と語りました。
 同じく前座を飾ったクイーン、ジュアニータ・モア!は「ブリトニーの身には悲劇が起こった…そこが魅力的なの。今やポップスターの没落と言えば、ジュディ・ガーランドかブリトニーよ」とコメント。
 残念ながらブリトニーのニュー・アルバム『ファム・ファタール』には、レディ・ガガの『Born This Way』のようなゲイをテーマにした曲は見当たらないそうですが、ブリトニーはゲイがこよなく愛するドラマ『グリー』に出演したほか、ゲイ雑誌『Out』のインタビューで「もし息子がゲイだったとしても応援するわ」と語り、ゲイのハートをがっちりつかんでいました。(編)
 



Gay community snaps Britney Spears' olive branch, questioning her intentions(San Francisco Examiner)
http://www.sfexaminer.com/local/2011/03/gay-community-snaps-britney-s-olive-branch-questioning-her-intentions

Britney Spears show in San Francisco was short, but extra sweet(San Francisco Examiner)
http://www.sfexaminer.com/local/2011/03/britney-spear-s-show-san-francisco-was-short-extra-sweet

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