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10日は都知事選です。忘れずに投票に行きましょう

2011年04月08日

 現在、統一地方選挙・前半戦の真っ最中です。4月10日には全国的に知事選、県議選、市長選などの投票が行われます。
 特に東京都知事選は、大げさじゃなく、日本の未来を(僕らの命を)左右するような、本当に大きな意味をもっていると思います。今度の日曜日は必ず、忘れずに投票に行きましょう。
 北海道愛媛では、候補者に対してセクシュアルマイノリティ関連の政策アンケートが行われています。該当地区にお住まいの方は、ぜひ参考にしてみてください。
 一方、東京のゲイ団体では今回、特に候補者へのアンケートは行われていないようです。「誰に入れないかは決めてるけど、いったい誰に入れたらいいのか…」とお悩みの方も多いかもしれません。そこで、一般の方たちが行っている政策アンケートをいくつか、ご紹介したいと思います。セクシュアルマイノリティには直接関係なくとも、僕らのゲイライフひいてはこれからの生活に影響するようなさまざまなテーマを選んでみました。
 
原子力発電の是非について(候補者のエネルギー政策を知りたい有権者の会:坂本龍一、村上龍、大友克洋、大貫妙子らが賛同)
http://energy-policy.net/

「原発」「青少年健全育成条例」「医療用大麻」「家賃の更新料」「築地移転」等について(web DICE)
http://www.webdice.jp/dice/detail/2995/

クラブの深夜営業に関する、都知事候補者の見解(DJの方)
http://hiroking.com/blog/2011/04/07/erection/

メディア政策について(一般社団法人インターネットユーザー協会)
http://miau.jp/1301963100.phtml

タバコ問題について(一般社団法人タバコ問題情報センター)
http://www.tbcopic.org/topics/110405_01.html

 いかがでしたでしょうか?
「誰に入れるべきか、迷い中」という方のお役に立てれば幸いです。
 もしかしたら、「どうせ自分が投票しようとしまいと大して変わらないし…」などと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。たとえば1995年の都知事選では、誰も予想していなかった青島幸男氏が当選しました(マスコミも「開けてびっくり」と書いていました)。「一票一揆」の可能性はまだあります。あきらめず、必ず投票に行きましょう。
 また、知事選に関しては「有効投票の総数の四分の一以上の得票(法定得票)」がないと当選にはなりません。たとえば「絶対に当選してほしくない人」がいる場合、ほかの誰かに投票することには一票以上の意味があるのです。棄権や白票は「絶対に当選してほしくない人」を有利にさせるだけです。
 10日当日に用があるという方は、前日でも投票できます。期日前投票についてはこちらをご覧ください。
 自分自身のために、愛する人や友達のために、この国に生きるすべての人(ひいては世界中の人)のために「今できること」を。
(後藤純一)

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