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Fridaeが被災したLGBTを支援する「シェルター・プロジェクト」を立ち上げました

 シンガポールを拠点とするアジア最大のLGBTサイトFridaeが、東日本大震災や原子発事故によって避難生活を余儀なくされている日本のLGBTを支援しようと、ホームステイのコーディネーションを行う「シェルター・プロジェクト」を立ち上げました。

 この「シェルター・プロジェクト」は、Facebookを通じて、ホスト(住まいを提供できる人)とゲスト(住まいを求める人)とのマッチングを実現し、住む場所に困っているLGBTを支援しようとするものです。ホストの性的指向や性自認、住んでいる国などは問われず(つまり、誰でもOK)、ゲストもLGBTだけでなくその友人や家族も含めて利用できることになっています。
 すでに台湾、韓国、シンガポール、アメリカなどからホストの申し出があります。今後も増えていくと思います。

 Fridaeには3月18日、日本の被災地域のLGBTについての記事が掲載されていました。岩手レインボーネットワークの山下梓さんが情報提供し、仙台のコミュニティセンター「ZEL」が再開したこと、運営する仙台の「やろっこ」のメンバーの中にはまだ安否が確認できていない人もいること、などが伝えられていました。また、「JaNP+」やぷれいす東京の情報で、仙台でのHIV陽性者治療は大丈夫だということも確認されました。一方で、被災して避難所生活を余儀なくされているような同性愛者の方がパートナーとの関係を保つことの難しさや、陽性者の方がガソリン不足で治療にアクセスできなくなる可能性なども心配されていました。
 そうして「義援金以外の支援として今すぐにできることはないかという思いのもと」3月末に「シェルター・プロジェクト」を立ち上げたのでした。
 
 実際に避難所生活を強いられているLGBTの方たち(その多くはご家族といっしょだと思います)が、さまざまなハードルがある中、どこまでこのプロジェクトを利用できるかはわかりませんが、こうして海外の仲間たちが応援の気持ちを示してくれたことだけでも本当に素晴らしいと思います。
 大地震や津波、原発事故、そして石原都知事再選と、暗澹たる気持ちになるような災厄に見舞われる中、1つの希望を与えてくれるニュースとなりました。

 Fridaeはさらに「日本国内でLGBT団体の方々がさらに支援を求めているという情報がございましたら、こちらのメールアドレスまでご連絡いただければ幸いです。 私どももさらなる状況がわかり次第、ウェブサイトなどでアップデートしてまいります」とも呼びかけています。(編)

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