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ゲイの男の子が自身の経験を語ったDVDのことが神奈川新聞の記事に

 神奈川県の18歳の男の子がゲイとしての自身の経験を語ったDVDを作成したことが、5月11日付の神奈川新聞に取り上げられました。

 神奈川県内の高校を今春卒業し、4月から都内の私立大学に通う男子学生(18)のソウイチさん。「同性愛者や性同一性障害の人が身近な存在であることを知ってほしい」と、ゲイとしての自分の経験について語ったDVDを作成しました。
 タイトルは「10分でわかる! 思春期の恋バナ」。ソウイチさんは素顔で出演し、ゲイであると自覚した経緯やカミングアウトに対する思いなどをクラスメートたちと語り合います。
 彼はボランティアで2年ほど前から「かながわレインボーセンターSHIP」を手伝っていましたが、「SHIP」を運営するシンジさんから「ゲイの生の声を映像化したい」と提案されたことが、制作のきっかけになったそうです。「マイノリティでも前向きに生きている姿を伝えたい」。自身の性に違和感を持ち不安や孤独を感じている人の力になれればという思いで、素顔を隠すことなく撮影に臨みました。(新聞にも素顔で載っていました。しかも1面にも)

 中学2年。初めて恋をした相手は男子でした。高校1年の冬、自分がゲイであることをはっきりと自覚しました。周囲が侮蔑を込めて放つ「きもい」「おかま」といった偏見の言葉をそれまでは人ごとのように受け流していましたが、自身の性的指向を自覚した瞬間から、それらが自分にも向けられる言葉となったのです。
「傷ついたこともある。それでも自分は理解ある家族や友達に恵まれてきた」
 両親にうそをつく罪悪感や、友人に自身をさらけ出せないつらさを抱えていました。同時に、ゲイであることを打ち明けることで拒絶されてしまうのではないかという恐怖心もありました。
「それでも『ゲイ』であることは自分自身を形成する大切な要素」
 高校2年の夏に両親と親友に打ち明けました。手が震えました。両親は息子を否定しませんでした。親友の答えは「一つの個性。友情は変わらない」とあたたかいものでした。
 一方、理解を得られず悩む人もいます。
「異性愛が常識とされる社会の中で、性的マイノリティはどうしても特別な存在と見られてしまう。ごく身近な当たり前の存在だということを知ってほしい」

 このDVDは教育委員会などを通じて県内の中学・高校計約750校に送付されました。「SHIP」には、複数の中学・高校から、講演依頼や教員向けの研修としてDVDの活用を希望する声が寄せられているそうです。 
 DVDは個人の方への頒布も受け付けているそうです(送料のみ負担)。問合わせは「SHIP」へどうぞ。(編)


「同性愛者は身近な存在」男子大学生が素顔を映像化、出演DVDを県内中高に(神奈川新聞)
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1105110014/

【神奈川新聞】「身近な存在」理解を。同性愛者の素顔、男子高校生映像化(SHIPブログ)
http://rainbow-ship.sblo.jp/article/45101848.html

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