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ジョージ・マイケル、ゲイだらけなアルバムの制作を企画

2011年05月16日
 ジョージ・マイケルは、ゲイまたはゲイフレンドリーなアーティスト、プロデューサーといった「ゲイ集団」を起用したアルバム(ソロとして5作目)を制作することを考えているそうです。「Bang Showbiz」のインタビューでジョージはこう語っています。

「ハウスミュージックが生み出されて以来、ゲイ世界の中心になっていることが本当にうれしいよ。レディ・ガガやリアーナによって、今ハウスが主流になっていることもね。ゲイかゲイに対して友好的なアーティストと共演する予定なんだ。仮タイトルも考えているところなんだけど、要するに僕自身が歌って、何曲かはおそらく無名の他のアーティストたちに歌ってもらう、ゲイ集団のアルバムになるだろうね。何人ものアーティストたちとコラボをするよ」

 また、そういうふうにゲイゲイしいアルバムを作ろうと思った理由について、こう語っています。
「僕がゲイとしてどんな貢献ができるだろうって真剣に考えてたんだ。だって僕はひどい問題を抱えていて(野外ハッテンやクスリで逮捕されるたびに)、僕に向かってホモフォビアまみれな罵声が浴びせかけられてるのを若いゲイたちは見聞きしてきただろうから…そのたびに僕は落ち込んでるんだ」
「だから、ゲイの子どもたちを救うようなことを何かできないかって計画を練っていたんだ。僕らには子どもがいないってこともあるし」
「僕のせいで与えられてきたダメージを、少しでも埋め合わせたいんだ」

 ジョージ・マイケルは今年、ヨーロッパのオペラハウスや会場各地で室内管弦楽団と共演する「シンフォニカ」ツアーを開催することも発表しており、そのツアーの休みの間にニュー・アルバムをレコーディングするそうです。
「オーケストラを従えて歌うっていうのを、長い間やってみたかったんだ。感傷的に歌う準備ができたとはまだ言えないんだけどね。チャートの順位は気にしてないから、信憑性のあるものを目指すようになったんだ。お陰で自分自身にもっと正直になれるし、音楽的にコンサートもアルバムもみんなが予想しているものよりもっと正直なものになると思うんだ。それに僕は自分の声を生かすために、ずっとオーケストラをつけてやりたかったんだよね」
 このオーケストラツアーは8月22日、プラハでスタートし、その後デンマーク、スイス、フランス、ベルギー、イタリア、スペイン、ドイツ、アイルランド、イギリスなどヨーロッパ各国で公演を行う予定だそうです。


ジョージ・マイケル、次作ではゲイを集める(BARKS)
http://www.barks.jp/news/?id=1000069861

I let down gay youngsters, George Michael says(PinkNews.co.uk)
http://www.pinknews.co.uk/2011/05/11/i-let-down-gay-youngsters-george-michael-says/

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