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ガガ、MTV VMAでスペシャルなパフォーマンスを披露し、日本にエール

2011年06月25日

 レディ・ガガが被災地支援チャリティイベント「MTV VIDEO MUSIC AID JAPAN」にトップバッターとして出演し、『The Edge Of Glory』と『Born This Way』を披露しました。

 ステージセットのイメージは「蜘蛛の巣」。ガガは、今回の来日のテーマカラーであるグリーンの髪の毛(ウィッグ)が壁一面に広がってからまった(捕らわれた)状態で『The Edge Of Glory』を歌います。よく見ると、いたずらでまぶたに大きく目を描かれた人みたいな「オバQメイク」でした。やがて力強くそれを振り払い、ダンサー(Mark Kanemura)とカラみます。それからピアノに向かい、『Born This Way』を熱唱。ところどころ歌の中で「Japan」というフレーズを入れたり、合間に「I love You Japan!」と日本へのエールを送ってくれていました。暗めの照明の中、ピアノの前には長い足の蜘蛛のオブジェが浮かび上がります。ガガはダンサーたちといっしょに迫力のある歌とダンスを披露しました。
 モンスターボールツアーのイメージとも通じる、スペシャルなセットを用意してくれたガガ。今日着ていた黒のドレスは、日本人デザイナーChristian dadaのものだそうです。
 ちなみに、『The Edge Of Glory』でガガとカラんでいたMark Kanemuraは『アメリカン・ダンスアイドル』で有名になった日系(ハワイ出身)のダンサーで、ガガの主要なPVやモンスターボール・ツアーに出演しているメイン級の人ですが、オープンリー・ゲイの方でもあります(こちらにインタビューが掲載されています)

 パフォーマンス直後、Twitterには「ガガ様、素晴らしすぎる!」「『I LOVE YOU JAPAN』って言葉聞いて泣いたの初めてかもしれない」「あのメイクは、目を閉じることなく前に進もうという意味?」「映画『天地創造』のソドムとゴモラの街の人たちがああいうメイクだった」「緑の髪にツインテール…これはやはり…」など、さまざまなTweetがあふれました。

 パフォーマンスが終了すると、ガガは記者会見に応じました。
 サングラスを外すとまぶたに目が書かれており、「なにかおかしい?」と報道陣を笑わせたそうです。そして会見中、一度も目を開けることはなかったそうです。
 ガガは今日のパフォーマンスについて「私が想像した物語が土台なの。髪の毛の蜘蛛の巣にからまって動けない状態から、情熱で蜘蛛の巣から自分を解き放つことができた。この物語は日本にも当てはまるわ。みんなで結束すれば、苦境を乗り越えられるだろうということよ」と語りました。(ちなみにあのメイクは日本の少女漫画を意識した「アニメアイ」なんだそうです。ジャパニーズ・カルチャーをリスペクトしつつ、みんなを笑顔に、というわけですね)
 また、「みなさん今日は本当にありがとう。私は決して多くのものを持って生まれてきたわけじゃない。たくさん努力したし、戦ってきたわ。今日皆さんがパフォーマンスを見て、未来へ向けた夢を感じ取ってもらえればと思います」と力強くメッセージを送りました。

 昨日は「日本の為に祈りを」と日本語で書かれたティーカップをチャリティ・オークションに出品することを発表したりと、日々、話題を提供し、エールを送ってくれているガガ。これから7月1日までは日本に滞在するので(もしかしたら二丁目にも現れるかも?)、今後もどんなことをしてくれるのか、本当に楽しみです。(編)


<速報>レディー・ガガ、「日本に住みたい」 まぶたに目を書き会見に登場(モデルプレス)
http://mdpr.jp/021143043

レディー・ガガ、幕張メッセで歌声披露(AFP)
http://www.afpbb.com/article/entertainment/music/2808635/7425075

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