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レディ・ガガ、同性愛者支援を讃えられ、シドニーの名誉市民に! 

2011年07月18日

「世界中の同性愛者に対する揺るぎない支援」に対し、レディ・ガガにシドニー市から名誉市民の称号が贈られました。 

『シドニー・モーニング・ヘラルド』紙など複数のメディアによると、7月13日にシドニーのタウンホールで800人限定のコンサート「Sydney Monster Ball」を行うことになっていたレディ・ガガは、9日にプライベートジェットでシドニー入りし、11日、シドニー市長のクローバー・ムーア氏から名誉市民の称号を贈られました。ガガは常日頃より同性愛者の権利向上を訴えており、それが評価されたものです。ムーア市長は、ガガについて「シドニーの同性愛者コミュニティにもとても大きな影響力を持っている方です。私たちは、市の理想やスピリットを体現している方々に名誉市民の称号を贈っており、このたび、レディ・ガガにその称号を授けたいと思います」と語りました。授与式に参加したガガはムーア市長にキスしてみせるパフォーマンスも披露しました。


ムーア市長にキスするガガ
 シドニーで毎年開催される世界最大級のパレード「ゲイ&レズビアン・マルディグラ」は、オーストラリアでは全豪オープンなどと並ぶ国を挙げての一大イベントとなっています(シドニーを州都とするニューサウスウェールズ州がマルディグラを後援し、バックアップしています)。クローバー・ムーア市長も毎年パレードに参加しているだけでなく、同性婚を求めるデモでは「結婚の権利は、ゲイとかストレートに関係なくすべての人に存在するもの!」とスピーチするなど、ゲイにとって強い味方となっています。オーストラリアでは2008年、同性カップルにも年金など社会保障の面で男女と同等の権利を認める大規模な法改正が行われました。しかし、まだ同性婚は認められていません。
 ガガは11日のテレビ番組に出演し、「ギラード首相に聞こえるように声を上げましょう。平等になりたいと叫びましょう」と訴えました。(編)



レディー・ガガ、豪シドニーの名誉市民に!同性愛者支援が授与理由(シネマトゥデイ)
http://www.cinematoday.jp/page/N0033763

レディー・ガガ、同性愛者支援をたたえられシドニー名誉市民に(AFP)
http://www.afpbb.com/article/entertainment/entertainment-others/2812617/7489910

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