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アダム・ランバートが親の会に表彰されました

2011年10月01日
 ゲイであることをオープンにしてメジャーデビューを果たしたアダム・ランバート。本業の歌手としての活動の傍ら、公立学校教育への支援など、さまざまなチャリティに貢献しています。

 現在、アダムはThe Trevor Project(全米のLGBTの若者のための24時間ホットラインを設け、支援しています)へのチャリティとなるピース・ペンダントを販売しています。表に「World Peace」のマーク、裏に「Believe In You」のメッセージが刻まれており、これだけですでに$35,000を売り上げているそうです(購入はこちらから)。売上が$40,000まで届くと、アダムが支援する様々なチャリティの寄付金総額が$1,000,000に到達するそうです。
 

 そんなアダム・ランバートが、母親のレイラ・ランバートさんとともにPFLAG(レズビアン&ゲイの子どもをもつ親の会)から表彰されました。本当にたくさんの親たちが「私の子や孫たちがアダムに影響を受けた」と語っているそうです。
 母親のレイラさんはスピーチで「私は息子がゲイなんじゃないかとずっと思っていました。でも、アダムはなかなか話してくれない。だから、私のほうからあなたはゲイなんじゃないの?と切り出したんです。その晩は泣いたり笑ったり、でもとてもいい時間を過ごしました」と語りました。それからレイラさんはPFLAGに参加しました。「PFLAGは本当に素晴らしいグループでした。いろんな親がいるとわかったし、みんなとても寛大でした」。「私たちは今この場で本当にいっしょだと感じています。絆が深まったんです。私たちは本当に支援していかなくちゃいけない。私たち…ストレートとゲイは、いっしょに生きていくのです。ゲイの子たちがどれだけ励まされるか」
 アダムは「母が言ったことは本当です。僕は南カリフォルニアでリベラルな両親と暮らしていて、親との関係はとても良好でした。母は『カッコいい! ショッピングに行きましょう!』ってなノリでした」と語りました。「でも時間が経って、いろんなことが見えてきました。みんながそんな幸運に恵まれて簡単にカミングアウトできるわけではないということ。考えてみれば、僕も子どもの頃は脅えていました。すごく怖かったんです」「親たちをサポートしてくれている人たちがいるとわかったのはとても素晴らしいことです。だって親たちも大変だから。親たちはよく『自分の子につらい思いをしてほしくない』と言います。つらくなんてないよ、とても楽しい(笑)。自分と同じような人がいるってわかったら、つらさも分け合えます。同じような人々、コミュニティ、そして自分の場所を見つけることが大事なんです」

 レイラさんは今年の6月、PFLAGのTシャツを着たエレン・デジェネレスの母親とともにLAのパレードを歩きました。その写真をアダムは「とても素敵!見て!」と100万人以上のTwitterのフォロワーに披露していました。
 
 アダムは、この前の月には、カリフォルニア州最大のゲイの人権擁護団体「イクオリティ・カリフォルニア」から表彰されました。
「『アメリカンアイドル』時代からの数年間、僕はゲイとして公の目にさらされることで、責任を意識してきました。それは同時に、感謝すべきことでもありました」とアダムは受賞スピーチで述べました。


Adam Lambert and Mother Both Honored by PFLAG(Advocate.com)
http://www.advocate.com/News/Daily_News/2011/09/27/Adam_Lambert_and_Mother_Honored_By_PFLAG/

ADAM LAMBERT AND MOM LEILA HONORED BY PFLAG(FADEDYOUTH)
http://fadedyouthblog.com/2011/09/adam-lambert-and-mom-leila-honored-by-pflag/
 
VIDEO: Adam Lambert and his mom get PFLAG award in LA(SDGLN.com)
http://sdgln.com/news/2011/09/26/video-adam-lambert-and-his-mom-get-pflag-award-la

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