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昨年の新規エイズ患者数が過去最多に

 厚生労働省エイズ動向委員会は、11月22日、2011年の年間の発生動向について概要を取りまとめ、報告しました。昨年1年間の新規HIV感染者は1056人、エイズ患者は473人、新規報告件数の合計は1529件で、前年より15件の減少でした。HIV感染者数は前年より19件減少(過去4位の報告数)でしたが、エイズ患者数は前年から4件増かし、過去最多となり、増加傾向が続いています。

 HIV感染者のうち、同性間の性的接触によるものは722件(68.4%)でした。その中には、10~14歳の男の子が1人含まれるそうです。
 また、エイズ患者のうち、同性間の性的接触による感染は262件(55.4%)でした。日本国籍男性のうち、同性間性的接触によって感染し、エイズを発症した人の数は255件で、前年から31件増加し、増加傾向が続いています。また、その中でさらに年齢階層別に見ると、15-24歳(81.3%)、25-34歳(60.5%)、35-49歳(63.5%)、50歳以上(52.8%)のいずれでも過半数を占め、特に若い人たちの間で割合が高くなっていることがわかりました。
(小中学校における性教育で、なるべく早い段階でHIV予防や同性愛についても教えることが必要だと言えるのではないでしょうか)

 厚生労働省エイズ動向委員会の岩本愛吉委員長は、「本年の保健所等でのHIV検査件数は131,243件で、前年からほぼ横ばいとなり、相談件数は163,006件と、減少が続いている。HIV感染者、エイズ患者の発生動向は、早期検査を促進するとともに、陽性者への支援や医療・福祉等の整備の必要性を示している。国においては、HIV感染の現状と正確な情報を広く国民に向けて広報し、また各自治体にあっては地域の発生状況に基づいたHIV感染対策に取り組むことが求められる。特に、男性同性間の性的接触による感染者や外国国籍の感染者については、エイズ予防指針を踏まえ、普及啓発・早期発見・早期治療に向けた対策、HIV陽性者への相談等の支援などの対策を進める必要がある」とコメントしています。

 
エイズ動向委員会報告(API-Net)
http://api-net.jfap.or.jp/status/2011/11nenpo/nenpo_menu.htm

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