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アンダーソン・クーパーが『Out』誌のマン・オブ・ザ・イヤーに輝きました

2013年01月07日
 CNN看板キャスターのアンダーソン・クーパーが、ゲイ向け情報誌『Out』が選ぶ2012年「マン・オブ・ザ・イヤー」の栄誉に輝きました。

 その銀色に輝く髪の色から、「CNNの銀ギツネ」とも称されるアンダーソンは、2012年にゲイであることを公にしました。プライベートでは高校生の頃には友人や家族にカミングアウトしていましたが、従軍記者として世界中の紛争地域を取材して回る仕事を始めたことから、それ以上危険にさらされないよう、公表を控えていたんだそうです(事実、イラクやアフガニスタンなどでは、多くのゲイの人々が殺されたりするのを目の当たりにしてきたそうです)。しかし、ある時から、名の知られた一個人として自分がゲイであるということはプライドをもって人々に伝えなければならないと感じるようになり、カミングアウトを決意したそうです。「ゲイでなければ今の幸せも成功もなかった」というアンダーソンは、世のゲイたちに、ありのままでも成功と幸せは得られると語っています。 
 
 『Out』誌の「マン・オブ・ザ・イヤー」の候補は10人選ばれ、読者投票の結果、1位から10位の順位が明らかになりました。1位となったアンダーソンの得票数は2位以下を大きく引き離し、全体の29.2%を獲得しました。2位に選ばれたのは、『スター・トレック』『HEROES/ヒーローズ』に出演している俳優のザッカリー・クイント。アンダーソンと同様、昨年カミングアウトしたことで大きな話題になりました(多くの人たちを勇気づけました)。3位には、ミュージシャンのフランク・オーシャンが、4位には大統領選の勝敗予想を全州で的中させたネイト・シルバー、5位には「It Gets Better」ムーブメントを立ち上げたダン・サベージが選ばれました。元下院議員のバーニー・フランクは6位、『glee』のライアン・マーフィは8位となりました。


アンダーソン・クーパー、ザッカリー・クイントらが「マン・オブ・ザ・イヤー」に選出!(海外ドラマNAVI)
http://dramanavi.net/news/2013/01/post-1785.php

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