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LGBTの職場環境に関するアンケートを実施中

2013年03月13日

 LGBTの職場環境に関する日本初の大規模アンケート調査が実施されています。
 このアンケート調査を行っているのは、LGBTと職場の問題に関する講演やコンサルティング業務を行っている虹色ダイバーシティという団体。2月14日からスタートし、2月26日時点で475人の回答が集まっていますが、3月末までに1000人以上の回答を集めることを目標としています。
 
 これまで寄せられた回答では、職場でのカミングアウトについては、同僚にカミングアウトしている人が36%、上司が26%、部下が15%などとなっています。また、・職場で LGBT に関して差別的な言動がある&よくあると答えた人が227人(47.8%)と高い割合となっており、その事例としては、自分に直接言われたわけではないが、LGBT に関して気持ち悪い、おかしい等、否定的なコメントを聞いて傷つくという回答が多いそうです。また、職場のLGBT施策として望むものを複数回答で選択してもらったところ、・福利厚生を同性パートナーに適用してほしいが71%で最大、以下多い順に、・LGBTへの差別の禁止の明文化が50%、LGBTに関する社内研修が37%、・LGBT イベントへの協賛が36%などとなりました。自由記述で目立ったものとしては、職場の男女による区別・差別的な取扱いが苦痛、未婚者への差別的言動をなくしてほしい、このアンケートを職場の環境改善に役立ててほしい、今までどこにも言えなかった、継続的に調査を実施してほしいという声もあったそうです。
 
 今後、このアンケート結果をもとに、日本の企業での職場環境が改善されるような働きかけが行われていくと思いますので、ぜひご協力ください。もちろん匿名でOKですし、数分で回答することができます。 

LGBTと職場環境に関するアンケート調査(PC、スマートフォンから回答可能)
https://ssl.cubequery.jp/ans-00012453

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