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『glee』にも出演したシャリースがレズビアンであることをカミングアウト

2013年06月05日

『glee』シーズン2にレイチェルのライバル役として出演(ガガの「Telephone」やビヨンセの「Listen」などを熱唱)したこともあるフィリピン出身の天才歌手・シャリース(21)が、レズビアンであることをカミングアウトしました。


 シャリースはフィリピンでの幼少時代から抜群の歌唱力を生かし、国内のアマチュアコンテストに多数出場、ホイットニー・ヒューストンやセリーヌ・ディオンなどの楽曲を大人顔負けの圧倒的な声量と表現力で歌い上げる驚愕の才能を見せ、ファンが投稿したYoutubeの映像により、国際的にも注目されるようになりました。そして、米人気トークショーホストのエレン・デジェネレス(レズビアン・アイコンとして有名)やオプラ・ウィンフリーの番組などに招かれました。その際に披露した「And I am telling you I'm not going」や「I will always love you」などのパフォーマンスがさらに人気を博しました。そして、2010年にデビュー・アルバム『シャリース』を発表し、Billboardアルバムチャートでアジア人アーティストとして初のトップ10入りを果たしました。
 また、

 シャリースは約1年前、長かった髪を短く切り、ボーイッシュな見た目に変わりました。そこから彼女のセクシャリティについての噂が囁かれるようになっていたといいます。 
 6月2日(現地時間)、母国フィリピンの放送局ABS-CBNで放送されたインタビューの中で、シャリースはレズビアンだという噂の真偽を尋ねられ、「はい、私はレズビアンです」と回答。「今、私は自由になったように感じます。恐れを感じずに家から出ることができます」と心境を明かしました。また、ヘアースタイルの変化については、「反抗したいからではなく、ただシンプルに自分がこうありたいと思う姿でいるだけです」と語りました。

 本国では、ベニグノ・アキノ3世大統領の就任式典で推定50万人以上の観衆の前で国歌を歌うなど、フィリピンが誇る国民的なスターであるシャリース。しかし、そんな彼女が、(タイのようにゲイ産業が盛んであるとはいえ、キリスト教の国でもあり、まだまだゲイに厳しい)フィリピンでカミングアウトするのは、けっこう勇気が要ることだったのでは?と思います。

 自分のカミングアウトを受け入れがたく感じるファンもいるかもしれない…と涙ぐむ場面もありながら、シャリースは、ありのままでいることを応援してくれた人々に対し「私を受け入れてくれたみんな、本当にありがとう」と感謝の言葉を述べました。「私たちはみんな平等です。ゲイであってもストレートであっても」



歌姫シャリース、レズビアンだとカミングアウト(シネマトゥデイ)
http://www.cinematoday.jp/page/N0053530

「glee」にも出演したフィリピンの天才歌手シャリースがレズビアンだとカミングアウト(TVGroove)
http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/11898.html

アジアの歌姫シャリース・ペンペンコ、同性愛者だと告白(楽天woman Infoseek)
http://woman.infoseek.co.jp/news/celebrity/hollywood_03Jun2013_37997

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