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田亀源五郎さんの『弟の夫』が第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞

2015年11月27日

 文化庁メディア芸術祭実行委員会による「第19回文化庁メディア芸術祭」の受賞作品が発表され、田亀源五郎さんの『弟の夫』がマンガ部門優秀賞を受賞しました。

 マンガ部門の大賞に輝いたのは、東村アキコの『かくかくしかじか』。優秀賞には『弟の夫』のほか、志村貴子『淡島百景』、業田良家『機械仕掛けの愛』、ポルトガルのホー・ティンフンによる『Non-working City』が、新人賞にはネルノダイスキの同人誌『エソラゴト』、おくやまゆか『たましい いっぱい』、安藤ゆき『町田くんの世界』が選ばれています。
 
 受賞作品展が、2016年2月3日から東京・六本木の国立新美術館を中心に開催されます。受賞作品約160点を紹介するほか、ゲームやガジェットといった体験型の作品、アニメーションや漫画の関連資料の展示や、映像作品の上映、さらに受賞作品や審査委員会推薦作品の全巻を自由に閲覧できる「マンガライブラリー」も設置されます。トークやパフォーマンス、ワークショップなども行われる予定です(詳細は『文化庁メディア芸術祭』公式サイトでご確認ください)
 
 月刊アクション編集部はさっそく「祝!田亀源五郎先生「弟の夫」が第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しました!応援していただいた皆様、ありがとうございます!」とツイート、ご本人も「第19回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門で、拙著『弟の夫』が優秀賞を受賞いたしました。ありがとうございます! ヤレ ♪ヾ(。・ω・。)ノ゙ ウレシヤ」とかわいいツイートをしています(いいね!がすでにたくさんついています)

 ゲイを正面から描いた作品が文化庁から表彰されることも素晴らしいですし、今後、ますます『弟の夫』という名作が世間で読まれるようになるでしょうし、本当に喜ばしいかぎりですね。おめでとうございます!



『文化庁メディア芸術祭』受賞作発表、マンガ部門大賞は東村アキコ(cinra.net)
http://www.cinra.net/news/20151127-mediageijutsusai

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