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町田市の東友美市議がカミングアウト

2018年09月04日

 東京都町田市の東友美市議(まちだ市民クラブ所属)が9月3日、市議会でLGBTについて質問した際、自身がアセクシュアル(かつXジェンダー)であることをカムアウトし、TwitterおよびFacebook上でも「性的マイノリティ当事者であることを公表しました」と発表しました。
 
 東友美市議は今年2月の選挙で初当選し(得票数第2位)、3月と6月の定例市議会で、LGBT(性的マイノリティ)について質問してきました。東友美市議の公式サイトによると、昨日の一般質問で彼女は、自身がアセクシュアルであり、つい5ヶ月前まで自分が「人間として重要な、大きな欠落があるから恋愛対象として人を好きになれないんだ」と思って悩んでいたと、LGBTの専門家方に会う機会があって、初めて欠落ではないのだと自己肯定することができたと語り、町田市に住む当事者の方にも悩みを相談できたり、「そのままでいいんだよ」と言ってもらえたりする機会があってほしいと述べ、6月の議会で取り組むという話になっていたLGBT向け相談窓口についてのその後の進展などを尋ねていました。また、このLGBTについての質問の最後に、Xジェンダーであることもカムアウトしていました(話が長くなるので、説明はまた別の機会に、とのことでした)

 これまでにLGBT(セクシュアルマイノリティ)であることを公にした議員の方は、国会議員で1名(尾辻かな子衆院議員)、地方議員で8名(前田邦博文京区議、上川あや世田谷区議、石坂わたる中野区議、石川大我豊島区議、細田智也入間市議、保坂いづみ根室市議、舘内孝夫滝川市議、小原明大長岡京市議)の合計9名いらっしゃいます。東友美氏は10人目のセクシュアルマイノリティ議員となりますが、アセクシュアルとしても、Xジェンダーとしても、初めての方となります。




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