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全米オープン最年少出場記録を持つ日系アメリカ人のゴルフ選手がカミングアウト

2018年09月13日


 世界自殺予防デーにあたる9月10日(現地時間)、2006年のゴルフ全米オープンに大会史上最年少(当時)の15歳5ヵ月で出場したタッド・フジカワ選手が、自身のインスタグラムでゲイであることをカムアウトしました。

「気づいている人は多いと思いますが、僕はゲイです。みんなに理解してほしい、受け入れてほしいとは思っていません。本当の自分を隠しすぎていて本当にいやでした。いつも周りが何と言うか恐れていて、メンタルもずっと崩れていました。自分のセクシュアリティを明かすかどうか悩んでいましたが、他の人のカミングアウトに私は救われました」

 現在27歳のフジカワ選手は、ハワイ州ホノルル出身の日系アメリカ人。2006年の全米オープンに大会史上最年少の15歳5ヵ月で出場すると、プロ転向した2007年のソニー・オープンでは16歳4日と史上2番目の若さで予選を通過しました。その後、思うようなキャリアを積むことはできていないそうです。

「最近は受け入れられるようになってきましたが、バカにされたり、差別されたりして命を絶つ人もいます。そういうことが起き続ける限り、僕はベストを尽くして(皆が)平等に過ごせるように戦います。僕と同じような状況にいる方々に勇気を与えられればと思います」

 いろんなスポーツの中でも最も男社会(おっさんノリ)でホモフォビアが強そうなイメージのゴルフ界で(偏見でしょうか?)ゲイだとカミングアウトすることは、本当にものすごい勇気が要ることではないでしょうか(その勇気を讃えましょう)
 このカミングアウトを機に、フジカワ選手がのびのびプレーできるようになり、成績が上がっていくといいですね。

 

全米OP最年少出場選手 LGBTであることを告白(GOLF NETWORK)
https://www.golfnetwork.co.jp/news/detail/21486

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