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東京レインボープライド「プライドフェスティバル」が盛大に開催され、パレード参加者数が初めて1万人を超え、動員数は2日間で20万人を記録しました

2019年04月30日

 4月28日(日)・29日(月祝)の2日間、代々木公園イベント広場で東京レインボープライド(以下TRP)「プライドフェスティバル」が盛大に開催され、パレード参加者数が初めて1万人を超え、動員数は2日間で20万人を記録しました。

 今年のTRPは、1日目(28日)にパレードが行われるという異例のスケジュールだったということもあり、1日目がとにかくものすごい人出でした。平成最後のパレードですし、超大型連休の始まりですし、ストーンウォール50周年、日本でパレードが行われるようになって25周年とか、フロートの数も過去最高だわ、ひさびさにゲイゲイしいフロートもたくさん出るわで、いろんな要素が重なって、期待感が否応なしに高まっていたのではないでしょうか。早い時間からすでに会場が超満員で身動きとれないくらいな感じでした。14時過ぎにパレードが出発し(先頭では、これまでの25年の功労者的な方々がたくさん歩いていました。また、勝間和代さん、ロバート・キャンベルさん、乙武洋匡さんなどの著名人の方々も参加しました)、最後のフロートが歩き終わるまで約4時間かかったそうです。沿道ではたくさんの人たち(ファミリーも、外国人も、いろんな方たち)が手を振ったり、笑顔でハイタッチしてくれたりして、「本当に楽しかった!」という声がたくさんSNSに上がっていました。

 初めて巨大スクリーンが登場し、会場のみなさんの満足度が飛躍的に向上したステージでは、今年も阿部知代さん&ブルボンヌさんが司会をつとめ、会場のみなさんを楽しませてくれました。1日目は新虹(あらぬーじ)のエイサーから始まって、清貴さん、GAYSHA GALsのみなさん、二丁目が誇るドラァグクイーンのショー(最後がリル・グランビッチさんの「LAST DANCE」で、ArcHファイナルの日を思い出したり、DRAGカルチャーの素晴らしさに思いを馳せたりして…泣けました)、m-floのみなさん(LISAさんのコメントも素敵でしたし、愛と多幸感あふれる最高!なライブでした)、2日目は、中村 中さん、八方不美人のみなさん、さかいゆうさん、佐藤タイジ+辻コースケさん、RYUCHELL(りゅうちぇる)さん(メッシュのタンクトップを着ていて、わざと乳首を見せたりして、笑いをとっていました。とってもキュートでした)、青山テルマさん(生「そばにいるよ」は鳥肌モノ…本当に歌が上手いんだなぁと再認識させられました)、水曜日のカンパネラさん(巨大な風船のようなオブジェがたくさん出てきて、アバンギャルドでした)、清水ミチコさん(「今日ここに参加してくれたみんなが本当の「愛のサンカ」ね、と言って美輪さんの「愛の賛歌」を歌うなど。今回も本当に楽しませてくれました)、そして大トリの星屑スキャットさん(ミッツさんの「人生は仮面舞踏会よ」というコメントが印象的でした。最後にドラァグクイーンのみなさんが登場し、最高に華やかなフィナーレとなりました)






 広場およびけやき並木には、本当にたくさんのブースが並んでいて、壮観でした。今年話題になったのは、9monstesの「九獣神社」というおみくじが引けるブースや、EAGLE TOKYOの児雷也さんのセクシーな顔はめパネルあたりじゃないかと思います。みなさんいろんなアトラクションを楽しんで帰ったと思います。

 SNSにも本当にたくさんの「楽しかった!」コメントが並んでいますが、「ゲイでよかった」感、祝福されてる感、自分らしさを表現できた感を実感できる、これまでで最高レベルの愛と自由と幸せのイベントになったのではないでしょうか。
 ふたをあけてみれば、プライドパレードの参加者数は10,915人を記録し(日本のパレード史上初めて1万人を超えました)、TRP「プライドフェスティバル」の総動員数は、2日間のべで約20万人を記録しました。(公式発表より)
 プライドウィークは5月6日まで続きますので、みなさん、様々なイベントにご参加ください。  

 平成最後にこのような晴れやかなニュースをお届けできて、よかったです。
 近日中にTRPのレポート記事もお届けいたします。

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