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台湾で同性婚がスタート! 300組以上の同性カップルが婚姻届を提出

 台湾の蔡英文総統は5月22日、同性婚(婚姻の平等)を認める特別法に署名し、予定通り24日から施行されることとなりました。
 蔡総統はFacebook「すべての人が愛の旗の下で、改めて団結できる」「多くの人がこの結果を受け入れられないことは知っている。しかし、この法律が施行されても民法の婚姻の規定には何の影響も与えない」「この法律により、互いに愛しあう、より多くの人が、結びついて世話しあうことができ、家庭の温かさを感じられるようになる。法律に基づき権利も保障される」「理解しあうには時間が必要だと思う。対話で対立をなくしていこう」とコメントしました(素晴らしいですね)




 こうして5月24日、正式に同性婚の権利(婚姻の平等)を保障する特別法がスタートし、台湾全土で、早朝から同性カップルの婚姻届の受付が始まりました。※
 台湾メディアによると、把握できているだけで300組以上が戸政事務所(戸籍や結婚を取り扱う役場)での婚姻届提出の予約をしているそうです。
 台北市では24日だけで154組の同性カップルから婚姻届提出の予約が入り、窓口は大混雑となっているそうです。
 一番乗りで台北市信義区の役場の窓口を訪れた林玄さん(31)と袁紹銘さん(29)は、手続きに先立ち「ずっと願ってきたことがついに実現した」「(同性婚)実現のため努力を重ねた先輩方に感謝しています」と笑顔を見せました。お二人は10年以上交際を続けてきました。台湾がアジアで初めて同性婚を承認したことについて、林さんは「台湾人として誇らしい」と語りました。
 続いて、劇作家の簡莉穎さんと女性パートナーで漫画家のシニカル・チックさん(ペンネーム)が婚姻届を提出し、「10年前、私的に結婚したが、今日、婚姻届を受理されて法的な保障を得られた。本当にうれしい」と語りました。
 
 こうして台湾では、晴れて同性カップルも結婚できるようになり、配偶者として認められるようになりました(カップルのどちらかに血縁関係がある子どもを養子にすることもできます)。アジア初の同性婚、本当に喜ばしいですね。
 明日の夜には、総統府前広場(パレードが行われている会場)で大規模なウエディングイベントも開催されるそうです。蔡英文総統もご挨拶するのでしょうか? 感動的に、晴れやかに盛り上がりそうですね。



※婚姻届にあたる「結婚書約」(宣誓書のようなもの。ネットで取得可能。証人2名の署名が必要)を戸政事務所に提出し、結婚証明書を取得します。欧米では、役所で(独身であることなどの確認を経て)結婚する資格があることの証明であるマリッジ・ライセンスを発行してもらい、教会で司祭のもとで結婚式を挙げ(または、市役所などでマリッジコミッショナー(セレブラントとも言う)のもとで結婚式を挙げ)、証人2名に署名してもらい、結婚式の後で(または最中に)マリッジ・サーティフィケイト(いわゆる結婚証明書。自宅で持っておく)をゲットする、という流れが一般的ですが、台湾では、証人2名の署名がある結婚書約(上の写真にも写っていますね)を提出することで、日本の婚姻届のようなかたちで届けることができる、ということのようです。また、IDカードの裏に配偶者の名前を書く欄があり、そこに結婚相手の氏名を書くそうです(公に配偶者と証明することができます)



同性婚特別法、蔡総統が署名 あす施行へ/台湾(フォーカス台湾)
http://japan.cna.com.tw/news/apol/201905230008.aspx

台湾、同性婚の受け付け開始 アジア初「誇り」(日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO45208900U9A520C1CR0000/

台湾、同性婚法を施行 カップル次々届け(共同通信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190524-00000075-kyodonews-soci

アジア初、同性婚認める特別法施行 カップル次々に婚姻届け(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20190524/k00/00m/030/090000c

同性婚合法化の台湾、同性カップルが次々と婚姻届を提出(AFP)
https://www.afpbb.com/articles/-/3226577

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