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NHKの「TOKYO 2020」特設サイトにレズビアンの動画が掲載

 NHKの「TOKYO 2020」特設サイト内にリオ五輪名場面など様々な動画を紹介するチャンネルがあり、その中に、リオ五輪でのレズビアンカップルの公開プロポーズに励まされる同性カップルを描いた「前髪をあげて」というドラマがアップされていました。
 
 いよいよ東京2020大会まであと1年となりました。
 NHKは競技一覧や日程、選手紹介、聖火リレー、特集記事やニュースなどを配信する「TOKYO 2020」特設サイトを作っていますが、テレビ局らしく、リオ五輪の名場面や、陸上や水泳などの大会のハイライトなどの動画を集めたチャンネルも設けられています。その中に「1分ムービー みんなのオリンピック」というコーナーがあって(「全ての動画」の中の「1分ムービー」ボタンをクリックすると一覧が表示されます)、10本ほどの1分ムービー集の中に「前髪をあげて」というレズビアンカップルをフィーチャーしたドラマがあるのです。カフェで「周りの目を気にしてる」と彼女から別れを告げられてしまう女性が、リオ五輪で女子ラグビー選手がパートナーの女性からプロポーズされる場面をテレビで観て心を動かされ、私はもう周りの目を気にしない!と決意し、彼女によりを戻してほしいと(駅前で)告げるという1分間のドラマです。
 1分という時間では、心の動きをじっくり見せるとか、繊細な表現をすることは難しいので、やや単純な印象を受けるのはやむをえないところですが、(昨年の『おっさんずラブ』で、牧から「俺と一緒にいるのは恥ずかしいですか」と問い詰められた春田が翌朝会社でカミングアウトしたのと全く同様に)「プライド」ということが描かれていたと思います。愛ゆえに、恥の感情(ホモフォビアと言ってもいいかもしれません)を振り切り、勇気を出して、堂々と二人の関係を公にすることの尊さが、そこにはあります。

 東京2020大会では(「プライドハウス」が設けられることも決まっていますが)障がいを持った方だけでなくLGBTへの配慮も求められており、東京都の条例もできましたし、スポンサーや関連する企業でもLGBTを差別しないような施策が必須となっています。
 そうしたLGBT支援体制の一環として、『弟の夫』や『腐女子、うっかりゲイに告る。』を手がけてきたNHKが、五輪と関連づけてこのようなドラマを作ってくれたのだと思います。
 
 残念なのは、この動画の説明文の「LGBTの女性」という言い方です(おかしいですよね?)。ここは「性的マイノリティの女性」と書くべきではないでしょうか。
 

 
ドラマ「前髪をあげて」~1分ムービー みんなのオリンピック
https://sports.nhk.or.jp/olympic/video/12731e40a115494e828d359e3f57af57/

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