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はるな愛さんが初監督した伝説の吉野ママのドキュメンタリー映画が上映されます

 名古屋で開催される「あいち国際女性映画祭2019」で、はるな愛さんが初監督した伝説の吉野ママのドキュメンタリー映画がプレミア上映されます。

 9月4日から名古屋の「ウィルあいち」ほかで開催される「あいち国際女性映画祭2019」は、国内外の女性監督の作品や女性に注目した作品を上映する映画祭です。特別上映として(トランス女性である)はるな愛さんの初監督作品『mama』がワールドプレミア上映されます。
 吉野のママの愛称で親しまれている伝説のゲイボーイ・吉野寿雄さんは現在89歳。各界の著名人が訪れた東京・六本木のゲイバーを閉めて、今は中川運河沿いにあるバーをまかされています。そこへ、ママを慕ってトランスジェンダーの亜美さんとゆしんさん、俳優の田中俊介さんが訪れ、ママの戦前、戦後のゲイの歴史を引き出していく…という作品です。

 はるな愛さんは、もともと名古屋で映画の番組に出演していて、そこからのつながりで「監督をやってみないか」と声をかけていただいて、映画を撮ることになったんだそう。そこで愛さんが選んだのは、「大先輩で、今年89歳のオネエのレジェンド」。戦時中からゲイとして生きてきた吉野のママの貴重なお話を聞いて、ドキュメンタリー作品に仕上げました。
「ママの話を聞いていると、悲しかったことや苦しかったという話が出てくるのかと思ったら、人生楽しかったと。今の時代は、知ろうと思ったら何でもスマホの画面ですぐできてしまう。でも知ることができる情報のなかでしか想像がないから、今の子はかわいそうだと言っていたのが、心に残っています。当時は外に出たときの風当たりの厳しさがあったけど、みんなが集まったときの結束が強かったと言ってました」
「昔、ピーターさんの『薔薇の葬列』という映画があったのですが、独り語りのシーンが印象的でした。そのイメージでママが独り語りしているシーンを入れて、そこにオペラの『カルメン』みたいな曲を流したかったのです。音大の方に歌っていただいて、小さい頃から知っている女の子のサックス奏者に吹いていただきました。映画のプロのスタッフに協力いただいて撮影していったのですが、私の思い通りのことを試したかったので、スタッフの方の意見を聞かないこともあって、そうすると機嫌を損ねる方もいて…。でも、最終的にはお客様が観て決めるので、どうしても納得するまでやりたかったんです」

 この映画『mama』は、9月6日(金)14:20〜に映画祭で上映され、はるな愛さんも来場し、作品への思いや制作秘話、LGBTをめぐる状況について語ってくれるそうです。もし都合がつく方はお出かけください。
 その後は一般公開され、徐々に上映館も増えていくそうです。楽しみに待ちましょう。

 
『mama』あいち国際女性映画祭2019特別上映
日時:9月6日(金)14:20-
会場:ウィルあいち(名古屋市東区上竪杉町1番地 愛知県女性総合センター)
チケットはこちら
 


mama
日本/2019年/35分/監督:はるな愛/出演:吉野寿雄、田中俊介ほか




名古屋ほかで「あいち国際女性映画祭」 日本初公開含む33作品上映(サカエ経済新聞)
https://sakae.keizai.biz/headline/2905/

はるな愛が監督をした伝説のオネエの映画(exciteニュース/ニッポン放送)
https://www.excite.co.jp/news/article/Com1242_182026/

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