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クラウディア・ロペス氏がコロンビアの首都ボゴタで初のオープンリー・レズビアンの市長となりました

 10月27日、コロンビアの首都ボゴタで市長選が行われ、同国の汚職撲滅運動の象徴的存在であるクラウディア・ロペス氏が当選しました。彼女は、女性で初、同性愛者としても初のボゴタ市長となります。
 
 ロペス氏は、中道左派政党「緑の同盟(Green Alliance)」の党首で、元上院議員です。昨年の大統領選では副大統領候補となっていました。今回、ボゴタ市長に立候補するにあたり、「女性であること、頑固であること、同性愛者であること、裕福とは言えない家庭出身であることはどれも欠点ではない」と述べていました。
 そして、これまでリベラルな男性エリート政治家が市長を務めていた人口約720万人のボゴタ市の歴史を塗り替えることになりました。
 市長選に勝利したロペス氏は、「私たちは勝利しただけでなく、歴史を変えている」と喜びを語りました。

 オープンリー・レズビアンの市長と言えば、テキサス州ヒューストンのアニス・パーカー(任期2010年〜2016年)、ワシントン州シアトルのジェニー・ダーカン(2017年〜)、イリノイ州シカゴのローリ・ライトフット(2019年〜)らが知られています。また、一国の首都の市長をLGBTが務めたケースとしては、パリのベルトラン・ドラノエ(2001年〜2014年)、ベルリンのクラウス・ヴォーヴェライト(2001年〜2014年)がたいへん有名です。クラウディア・ロペス市長もそこに加わることになりそうです。


 
 なお、ボゴタでは1982年からプライドパレードが行われてきました。最初はたった30人だったパレードが、今では20万人規模で華やかに開催されています。
 そして、コロンビアでは2009年にシビルユニオンが認められ(南米初)、2016年に同性婚が認められています(南米で4番目、世界で20番目)
 2011年、コロンビア憲法裁判所は、同性カップルも異性の夫婦と同様の保護を受けるべきで、2年以内に国会で法制化が求められるという判決を出していました。しかし、国会で同性婚法案が採択されず、お蔵入りになると、国中の同性カップルが婚姻届けの提出を始めました。なかには認められたカップルもいました。拒否されたカップルは「国は結婚の権利を認めるべきだ」として裁判を起こしました。そして2016年4月7日、憲法裁判所が訴えを認めたのです(詳しくはこちら
 
 

コロンビアの首都ボゴタに初の女性市長、中道左派で同性愛公表のロペス氏(AFP)
https://www.afpbb.com/articles/-/3251697

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