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草彅剛さんがトランスジェンダー役で主演する映画『ミッドナイトスワン』の制作が発表されました

 草彅剛さんがMtFトランスジェンダーの役で主演する映画『ミッドナイトスワン』の制作が発表されました。新宿を舞台に生きるMtFトランスジェンダーの凪沙(なぎさ)が主人公で、「切なくも美しい現代の愛の形」を描く作品だそう。

 ストーリー(あらすじ)はこんな感じだそうです。
 「孤独な仲間たち」とともにショーパブのステージに立つ日々を送る凪沙のもとに、ひょんなことから育児放棄にあっていた親戚の娘・一果(いちか)がやって来て、一緒に暮らしはじめる。なかなか理解しあえない2人だったが、いつしか一果は凪沙の寂しさを癒してくれる存在に。そしてこれまでにない”母性”という感情が凪沙の心に芽生え、「命をかけて一果を守る」と決意するのだった……。

 元SMAPの草彅剛さんは、MtFトランスジェンダーを演じることについて、「今までにない大挑戦」「この作品は、人の愛、エネルギーにすごくあふれていて、国境や性別を越える力があり、皆さんに楽しんでいただけると思います。難しい役ですが『変えられない運命』『逃れられない運命』の悲しみ、切なさといったものは人が誰しも抱えていると思うので、それを作品のなかで表現できたら」と、意気込みを語っています。
 
 また監督を務める内田英治さん(『全裸監督』『Iターン』)は、「内面的な演技が要求されるこの難しい役を演じるのは、誰もが知っている方でないと意味がないと思っていたところ、草彅さんが演じていただけるということになり、本当にうれしく思います」とコメント。作品については、「人間ドラマ」であると同時に普遍的なエンターテイメント作品であると語り、「多様化の時代における一つの愛の形として受け止めていただければ」と述べています。

 撮影は、10月下旬からスタートしており、11月下旬のクランクアップを予定しています。公開時期は未定です。

 
 あらすじを読んだ限りでは、育児放棄にあった小学生の女の子が、叔父とそのパートナーのトランス女性が暮らす家で一緒に暮らしはじめ、最初は戸惑っていたものの、次第に心を開き、強い愛情で結ばれるようになる…という『彼らが本気で編むときは、』によく似ているようです。主演がジャニーズ事務所所属の実力派俳優・生田斗真さんだったというところも、共通点を感じさせます。
 『彼らが本気で編むときは、』は、『かもめ食堂』『めがね』などの荻上直子監督がメガホンを撮り、(ショーパブなどではなく)介護施設で女性として働いているトランス女性が主人公で、彼氏の姪である小学生と向き合い、心を通わせていく様が感動的で、日本映画として初めてテディ賞審査員特別賞を受賞しています。
 多様な性についての理解や支援が広く浸透しつつあり、『弟の夫』や『おっさんずラブ』『きのう何食べた?』などのような画期的なドラマがたくさん製作されるようになった今の時代に、『ミッドナイトスワン』が、果たしてどのような作品になるのか、注目しましょう(主演が草彅さんという話題性だけで、中味は旧態依然としたステレオタイプな作品…ということにならないことを祈ります)



 


映画『ミッドナイトスワン』草彅剛がトランスジェンダーの主人公に、「全裸監督」内田英治のオリジナル作品(ファッションプレス)
https://www.fashion-press.net/news/55141

草なぎ剛、トランスジェンダー役に挑戦! 内田英治監督「ミッドナイトスワン」製作決定(映画.com)
https://eiga.com/news/20191031/2/

草なぎ剛、トランスジェンダーの主人公役に挑む ロングヘア姿も公開(シネマトゥデイ)
https://www.cinematoday.jp/news/N0112047

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