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トム・オブ・フィンランドの初の個展がGWに開催されることになりました

 ゲイ・エロティック・アートの先駆者であり、タブー視されていたゲイたちの現実に自由とプライドを与え、とりわけマッチョでハードなゲイのカルチャーに多大な影響を与えたレジェンドであるトム・オブ・フィンランド。彼が生前に製作したドローイングは3500を数え、ニューヨーク近代美術館(MoMA)などにもその作品が収蔵されるなど、世界的に高く評価されています。映画『トム・オブ・フィンランド』をご覧になった方も多いと思いますし、そうでなくても、どこかでその作品を目にしてきたのではないかと思います。短髪に髭という男くさい風貌のマッチョなゲイたちが、鋲や鎖などメタリックな装飾をあしらったレザーのコスチューム(バイカーのような感じ)、軍人が履いていたようなブーツ、警官の制服や海軍服、労働者風のスタイル、サポーター(ケツ割れ)、ボディピアス、タトゥなど、男らしさとセクシーさを強調するようなファッションに身を包み、股間を異様にもっこりさせ、バイクにまたがったり、ハードなプレイに興じたりする作風です。
 
  そんなトム・オブ・フィンランドの、意外にも初となる日本での個展の開催が決定しました。
 「Reality&Fantasy The World of Tom of Finland」は4月24日(金)〜5月11日(月)、渋谷PARCO内の「GALLERY X」で開催されます。日本初公開となるTom of Finlandのオリジナル作品30点の展示を予定しています。今年はトム・オブ・フィンランドの生誕100周年にあたるため、記念イベントも開催される予定です。

「Reality & Fantasy  The World of Tom of Finland」は、作家の40年にわたるキャリア全体を網羅しています。グラファイトやグアッシュ、マーカー、ペン、インクなど様々な手法で制作された作品を紹介し、トム・オブ・フィンランドの活動のマイルストーンとも言える作品を通し、発展していった芸術的なスタイルを軸に展示展開します。トムが40代~50代の頃に制作していたグアッシュを使用したペインティングでは、彼自身がフィンランドの軍隊に従事していた経験が見て取れ、海兵隊や兵士、警察官といったスタイリッシュな装いや制服姿の男性が幻想的かつロマンティックな構図で描かれています。60代~70代の頃にはレザーの衣服を身にまとった男性や鍛え上げられた肉体を持つ男性がスタイリッシュに描写され、LAに拠点を移したキャリア後期には、洗練された、コントラストの高いグラフィティカルなドローイングを残しました。​
 この展覧会では、トム・オブ・フィンランドが担った役割にもフォーカスしています。トムはゲイの人々が変えようと戦っていた法律や社会の厳しい現実(リアリティ)に直面しながらも、男性の身体を官能的でエロティックに描くことで社会の変容とゲイの人々の受容を促しました。性の解放とともにファンタジーの世界を追求しながら、トムはまったく新しい「ゲイの男らしさ」を描くことで、当時の社会がゲイ男性に押し付けていたイメージを払拭しました。​
(公式サイトより)

Reality&Fantasy The World of Tom of Finland
会期:2020年4月24日(金)〜5月11日(月)
会場:GALLERY X (B1F, Shibuya PARCO)
営業時間:11:00-21:00 ※入場は閉場時間の30分前まで​ ※最終日は18:00閉場
入場料:500円(税込) ※未就学児入場不可
主催・企画制作:パルコ
協力:フィンランド大使館 / フィンランドセンター / TOM OF FINLAND財団

 
 4月24日(金)~4月30日(木)には、パルコ8階の「WHITE CINE QUINT」で映画『トム・オブ・フィンランド』が再上映されます。第90回アカデミー賞外国語映画部門のフィンランド代表にも選ばれている名作です。未見の方はこの機会にぜひ、ご覧になってください。

映画「TOM OF FINLAND」
会期:2020年4月24日(金)~4月30日(木)
会場:WHITE CINE QUINT(渋谷パルコ8階)​
 

 また、4月27日(月)~6月6日(土)には中目黒のギャラリー「The Container」で、田亀源五郎さんをはじめトム・オブ・フィンランドに影響を受けた日本人作家によるサテライト展「Tomへの頌歌」​も開催されます。

サテライト展「Tomへの頌歌」​
会期:2020年4月27日(月)~2020年6月6日(土)
会場:The Container(東京都目黒区上目黒1-8-30)​
・共同主催者The Containerによる関連展覧会​
・TOM OF FINLANDに影響を受けた日本人作家による展示​
・参加予定作家:田亀源五郎、三島剛、Jiraiya​

 
 そして、5月8日(金)には、トム・オブ・フィンランドことトウコ・ラークソネンの生誕100年を記念したパーティが開催されます。駐日フィンランド大使館でのパーティは招待制ですが、アフターのEAGLE TOKYO BLUEでのパーティは、ドレスコード(トム・オブ・フィンランドの絵に登場する男たちのようなスタイル)であればどなたでも参加できるようです。楽しみですね。

TOM OF FINLAND生誕100年記念パーティー​
日程:2020年5月8日(金) ​
会場:駐日フィンランド大使館(招待制)​
※詳細後日 

「Happy Birthday, Tom!」​
日程:2020年5月8日(金)22:00〜 
会場:EAGLE TOKYO BLUE
ドレスコード:レザー、海兵、制服、マッチョ、ファッショニスタ​

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