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俳優のJ・オーガスト・リチャーズがゲイであることをカムアウトしました

2020年04月22日

 90年代にバンパイアものとして一斉を風靡した『バフィー~恋する十字架~』のスピンオフ作品として日本でも人気を博したドラマ『エンジェル』に出演していたことで知られる俳優のJ・オーガスト・リチャーズが、ゲイであることをカムアウトしました。
  
 J・オーガスト・リチャーズは、20年前に『エンジェル』でバンパイア・ハンターのチャールズ・ガンを演じたほか、現在放送中のドラマ『エージェント・オブ・シールド』シーズン1にも出演しています。そして、この3月から放送されている『Council of Dads』というドラマでは、娘がいるゲイの役をつとめています。そしてリチャーズは昨日、共演者のサラ・ウェイン・キャリーズ((『ウォーキング・デッド』)とのインスタ・ライブで、「この役について語る前に言わなくてはいけない重要な話がある」として、自身のセクシュアリティについての話を切り出しました。

 リチャーズは「なぜこの業界で働いていて抑圧と闘わなければいけないのかと自問していた」と語りました。
「これまでテレビでは、結婚した有色人種のゲイの家族についてのイメージなんて…受け取ることがなかった、君は何百万人にも家庭のイメージを送る機会があったと思うけど、私はそのイメージを欲していた、正しくいたかったんだ」
「私はこのゲイの役が、私がゲイだと知らせるものではないと知っていたけど、責任が、私にそうさせたんだ。なぜなら、ロールモデルを必要としている人々にとって、私のような人がカムアウトすることがどれだけ重要か知っていたから」

 そしてリチャーズは、共演者のキャリーズに感謝して、「この瞬間をシェアすることは、私の人生にとって最も意味のあることだった。ありがとう」とコメントしました。
 
 ファンたちは、彼を支援するコメントを送っています。
「私は、あなたが『エンジェル』に初めて登場した時からの心からのファンです。カミングアウトしてくれたことは素晴らしい。20年間ファンでいてよかったと、このバイセクシュアルの黒人の女性は感謝しています」
「今まで見てきたなかでも最もパワフルな瞬間の一つでした。シェアしてくれて本当にありがとう」
 
 
 
参考記事:
Former Angel star J August Richards has come out as gay – after taking on a gay role on the drama Council of Dads.(PinkNews)
https://www.pinknews.co.uk/2020/04/21/angel-actor-j-august-richards-coming-out-gay-council-of-dads-instagram-buffy-vampire-slayer/

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