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WHOが同性愛は精神病ではないと宣言してから今日で30年、EUビルがレインボーカラーのライトアップでLGBTへの連帯を示しました

 WHO(世界保健機関)が同性愛は精神病ではないと世界に宣言してからちょうど30年にあたる5月17日を記念して、ブリュッセルの欧州連合(EU)欧州委員会ビルがレインボーカラーにライトアップされました。

 1990年5月17日、WHO(世界保健機関)は、疾病に関する世界基準となるInternational Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems(ICD、疾病及び関連保健問題の国際統計分類)から同性愛の項目を削除し、同性愛は精神病ではないと世界に宣言しました。今年、ちょうど30年を迎えました。
 これを記念し、5月17日は国際反ホモフォビア・トランスフォビア・バイフォビアの日(International Day Against Homophobia, Transphobia and Biphobia=IDAHOBIT)とされ、世界各地でLGBTフォビアにNOを言う(性の多様性にYESを言う)ためのイベントが展開されています。これは2005年にフランスの大学教授・同性愛活動家のルイ=ジョルジュ・タンが提唱したもので、今年で15年となりました。本来は15周年を記念して盛大にイベントが行われるところですが、今年はオンラインでの開催が多かったようです。

 そんななか、ベルギーのブリュッセルにある欧州連合(EU)欧州委員会ビルが16日夜(IDAHOBITの前夜)、レインボーカラーにライトアップされ、LGBTへの連帯を示しました。
 EUのボレル外交安全保障上級代表は、「新型コロナウイルスと闘う努力が世界で続く一方、差別的な法律や社会の風潮により、医療サービス利用が制限されているLGBTの人々がいる。外出制限に伴い、ドメスティックバイオレンス(DV)が急増するとともに、LGBTが暴力や虐待の被害者になっている」と声明で述べました。

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 なお、レインボーライトアップは日本でも見られるそうです。 
 5月17日〜23日の19時〜22時、江戸川区にあるタワーホール船堀がレインボーカラーにライトアップされる予定です。
 LGBTコミュニティ江戸川や複数の団体が協力し、IDAHOBITに向けてイベントを計画してきましたが、新型コロナウイルスの影響でイベントは中止となり、多くの人が密集することのないタワーホールのライトアップは実行されることになったそうです。
 LGBTコミュニティ江戸川の代表・七崎良輔さんは、「これまで団体では長年、江戸川区でLGBTに対する理解促進の活動をしてきました。しかしそれは、どこか場所を借りてトークをするなどの形で、興味がある人に対するものでした。今回のライトアップは、6色が何を意味するのかわからない人にも見てもらえると思います」と語りました。札幌出身の七崎さんは高校生の頃、たまたま町で開催されていたレインボーマーチを目撃したそうで、その頃はパレードの意味を知りませんでしたが、あとからその意味を知って、「あの時のパレードはそういう意味だったんだ」と、出身地でそのようなことが展開されていたことにうれしさを感じたといいます。「IDAHOBITや6色の意味を知らなくても、虹色のライトアップを見た多くの人に『何をやっているんだろう?』と思ってもらうきっかけになればと思います」



 
参考記事:
LGBT連帯、EUビルが虹色に 多様な性肯定、差別反対(47NEWS)
https://www.47news.jp/news/new_type_pneumonia/4819221.html
ある植物園に毎年作られる“虹色“の花壇。込められた思いとは(BuzzFeed Japan)
https://www.buzzfeed.com/jp/sumirekotomita/rainbow-florwers-idaho-day

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