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9家族をたらい回しにされた17歳の男の子をゲイカップルが「Zoom」公聴会で養子に引き取りました

 アメリカの朝のテレビ番組『Good Morning America』で、9家族をたらい回しにされた17歳の男の子をゲイカップルが養子に迎えたことが全米に報じられました。コロナ禍で家庭裁判所が休廷となっているため、「Zoom」を使ったオンライン公聴会で決定したそうです。
 
 テネシー州に住むチャド・ビーンブロッサム&ポール・ビーンブロッサムのカップルは5月1日、「Zoom」を利用して公聴会を開き、17歳のマイケルくんを正式に養子として迎え入れました。この特別な瞬間を目撃したのは、友人や家族、養子縁組の専門家など計80人。チャドは「判事はこれまで行ったZoomでの養子縁組のなかで最大人数だったと言っていました」と語っています(アメリカでは養子縁組の承認に際して裁判所で公聴会が行われますが、コロナ禍で裁判所が休廷になっているため、オンラインでの公聴会に移行しています)
 マイケルくんはもともと、母親を亡くした後、州に保護されていましたが、5年間で9つの家庭をたらい回しにされ、その後、昨年10月にチャド&ポールの家にやってきました。
「マイケルが私たちのところに来た時、マイケルを養子にするのはリスクが高いと言われていました。以前、他の里親の元から逃げ出してしまったことがあったのです。しかし、私たちは実際にそれを見たわけではなかったので、断りませんでした」 
「マイケルは来てすぐに私たちの心を奪いました。マイケルはその存在以上のことを教えてくれたのです。私たちの世界はマイケルを中心に回っています」

 結婚して5年になるチャドとポール(全米で同性婚が認められたのは2015年ですので、おそらくもっと長い間「夫夫」として暮らしてきたと思います)。マイケルくんと出会う前、里親として数人の子どもを育てた経験もあり、マイケルくんもまた、お二人に父親になってほしいと望んでいました。
「私たちはマイケルと同じことを望んでいました」
「マイケルのいない生活なんて考えられません」

 テネシー州の児童福祉局で家族サービス担当者を務めるアリソン・セーンは、「ポールとチャドは大変すばらしいことに、マイケルくんを引き取りたいと主張し、他では得ることの叶わない機会をマイケルくんに与えました」と絶賛。そして、彼らが住む家が4月に火災に見舞われたことを明かし、このことが養子縁組に影響を及ぼさないようにしたと語りました。
「マイケルくんとお二人がいちばん心配していたのは、一緒にいられるかどうかでした。私はマイケル、ポール、チャドの養子縁組にとても満足しており、将来がどうなるか楽しみにしています」 

 マイケルくんは9月から高校3年生。サッカーを楽しみにしているそうです。 
 この素敵な家族が末永く幸せに暮らせるといいですね。

 

参考記事:
9家族をたらい回しにされた17歳男の子、男性カップルがZoomを使った公聴会で養子に引き取る(FINDERS)
https://finders.me/articles.php?id=1980

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