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P&GとiHeartがオンラインプライドイベント『Can't Cancel Pride』を開催、ケイティ・ペリーやシーア、リッキー・マーティンらが出演

2020年06月18日

 6月16日(現地時間)、世界最大の一般消費財メーカーであるプロクター・アンド・ギャンブル社(P&G)と米国の大手メディア企業iHeartMedia(3月にエルトン・ジョンが開催したチャリティイベントもiHeart RADIOでした)が、新型コロナウイルスの影響を最も受けているのがLGBTQコミュニティであることへの認知向上とファンドレイジング(チャリティ)を目的とした『Can't Cancel Pride: A COVID-19 Relief Benefit for the LGBTQ+ Community』の開催を発表しました。
 このパンデミックにあっても「プライドの精神とLGBTQコミュニティはキャンセルできない」ことを証明したい、という趣旨だそうです。
 


「新型コロナウイルスのパンデミックで、LGBTQコミュニティが直面する複雑で重大な障害が明らかになりました」とプロクター・アンド・ギャンブル社の最高ブランド責任者であるマーク・プリチャード氏は声明で述べました。
「私たちはLGBTQの認知を向上させ、支援を必要としている人々にサポートを提供するための取組みを倍増しながら、全ての人々に対する憎悪と不寛容に対して闘い続けなければなりません。『Can't Cancel Pride』は、何百万人ものLGBTQの人々が毎日利用しているコミュニティ・センターやサポート・システムが隔離生活で遮断されていても、決して自分が孤独ではなく、見守られ、愛されているということをコミュニティに示すものです」

「新型コロナウイルスがLGBTQコミュニティにさまざまな影響を与えたことは間違いありません。現在、米国では平等と多様性の受入れをめぐる闘争が未だかつてないほど重要になっています」とiHeartMedia最高マーケティング責任者であるゲイル・トロバーマン氏は述べました。
「今、LGBTQの人々に重要なリソースを提供する組織を支援するために私たちは結束する必要があり、『Can't Cancel Pride』の目的はまさにそれを行うことです。例年のように、プライドは国と世界中のLGBTQ+コミュニティの回復力、美しさ、強さを表現し続けます」
 
 パンデミックの影響で、LGBTQコミュニティを支援する団体の活動も苦戦を強いられているため、身体的・精神的な健康を維持するためのヘルスケアにアクセスできないうえに、(理解のない親などからの)家庭内暴力の増加や、社会的孤立に直面しています。『Can't Cancel Pride』はグレーター・シンシナティ財団と提携し、集まった寄付金をGLAAD、SAGE、トレヴァー・プロジェクト、National Black Justice Coalition、センターリンク、国際ゲイ・レズビアン人権委員会などの団体に提供します。
 
 『Can't Cancel Pride』は、ラヴァーン・コックスとエルビス・デュランが司会を務め、アダム・ランバート、ビッグ・フリーディア、ビリー・ポーター、ケイティ・ペリー、キム・ペトラス、メリッサ・エスリッジ、シーア、リッキー・マーティンらが出演する予定です(なんと豪華なラインナップ!)
 米東部時間6月25日木曜21時(日本時間6月26日金曜11時)からiHeartRadioのフェイスブックインスタグラムで視聴できます。

 
参考記事:
【Can't Cancel Pride】LGBTQ+コミュニティのための新型コロナ救済ヴァーチャル・イベント開催(Billboard JAPAN)
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/89088

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