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米プロサッカーチームが性の多様性を祝福するレインボーユニフォームを発表、売上げをLGBT団体に寄付

2020年06月27日

 米プロサッカーチーム「Forward Madison FC(フォワード・マディソンFC)」が、LGBTQ+支援団体に売上げの25%を寄付するレインボーユニフォームを発売しました。

 フォワード・マディソンFCは、アメリカ中西部ウィスコンシン州マディソン市をホームタウンとし、2018年にスタートしたプロサッカークラブです。 
 フォワード・マディソンFCは、プライド月間を祝し、チームサポーターグループ「The Flock」と共同でレインボーカラーをアレンジしたユニフォームを作成しました。売上げの25%をLGBTQ+支援団体に寄付するそうです。
 The Flockの代表Andrew Schmidtは、「マディソン市のLGBTQ+コミュニティをサポートするために、私たちの愛するクラブとコラボできたことを誇りに思います。また、愛と一体感を守り、推進していくことは、重要な活動であり、すべての人々の平等のために、今後も社会として続けていくべき取り組みだと感じています」と語りました。

 このレインボーユニフォーム(THE PRIDE FAN KIT)は、フォワード・マディソンFCのホームユニフォームがベースになっていて、胸に大きくレインボーカラーがたすきがけでデザインされているほか、両肩のホタテ貝を模した波模様もレインボーカラーになっています。
 公式戦でこのユニフォームを着用する予定はないそうですが、6月の全試合で、キャプテンのConnor Tobinがレインボーカラーのキャプテンマークを腕に巻き、プライド月間を祝うなど、サポーターとともにインクルーシブな雰囲気づくりを行っているそうです。
 レインボーユニフォームは、チームのオフィシャル通販サイトで、アメリカ国内限定で6月末まで発売するそうです。


 なお、サッカーチームのレインボーユニフォームといえば、2016年、FC琉球がレインボーカラーをあしらった新ユニフォームを採用しています。これはファンのためのグッズではなく、公式戦で着用されるユニフォームでした。日本のメジャースポーツ界で初の快挙、先進的な取組みとなりました。
 

 
参考記事:
性の多様性を祝福するレインボーユニフォームがリリース!(時事通信)
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000073.000051499

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