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ウォーク・ザ・ムーンのフロントマン、ニコラス・ペトリッカがバイセクシュアルだとカムアウトしました

2020年07月08日

 アメリカのロックバンド、ウォーク・ザ・ムーンのフロントマンであるニコラス・ペトリッカが6月30日、バイセクシュアルであることをカムアウトしました。


 ウォーク・ザ・ムーンは『Anna Sun』『Shut Up and Dance』『One Foot』などがヒットして、若者を中心に全米でブレイクしたロックバンド。ニコラス・ペトリッカはマデオンの『Finale』でボーカルを担当したりもしています。
 ウォーク・ザ・ムーンは2015年、全米で同性婚が実現した2015年に『Different Colors』という楽曲を発表しています。ニコラスはこの曲について「LGBTQの人々をサポートするための曲で、Colorsとはレインボー・フラッグを表しているんだ。また、誰もが異なる肌の色をしていることを示すことによって、人種差別の解消の促進となると思うんだ」と語っています。
 
 そんなニコラスが、自身のインスタグラムで10万人超のフォロワーに向けて、エモーショナルなメッセージを投稿しました(ちなみにニコラスが着ていたTシャツの柄は『オズの魔法使い』でした)
「やあ、ニコラスだよ。僕はウォーク・ザ・ムーンっていうバンドのボーカルで、そしてバイセクシュアルなんだ」
「今日は2020年のプライドマンスの最終日で、僕は今がその時だと思ったんだ」
「僕はこれまでずっと、”普通の人”、シスジェンダー・ストレート男性と見られてきた。そのことが特権を与えてくれていた。僕のセクシュアリティをめぐっては、事実上、何の困難も、いじめもなかった。僕のハートは、僕なんかより大変な思いをしてきたたくさんのLGBTQの人たちとともにある」
「僕はハーヴェイ・ミルクの言葉に真実があると思ってる…僕たちはどこにでもいるってこと、僕たちはあなたたちの子どもで、親で、兄弟姉妹だってこと、僕たちがあなたたちと共にいて、あなたたちの間にいたってことを完全にわかった人たちが集まったとき、それが「神話」やいじめや不平等が終わる時だ」
「みんな、いい時を過ごしてほしい。愛してる。ハッピー・フ○ッキン・プライド」
  


参考記事:
‘Walk the Moon’ singer Nicholas Petricca comes out in emotional video(QUEERTY)
https://www.queerty.com/walk-moon-singer-nicholas-petricca-comes-emotional-video-20200706

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