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Googleで「LGBT」と検索すると、トランスジェンダーカラーが表示されます

2020年11月15日

 現在、Googleで「LGBT」「LGBTQ」「transgender」「トランスジェンダー認知週間」などと検索すると、メニューの下に水色、ピンク、白、ピンク、水色のストライプが表示されます。ちょうど6月のプライド月間に「LGBT」と検索するとレインボーカラーが表示されたように。これは、11月20日までトランスジェンダー認知週間であるため、Googleがトランスジェンダー・プライド・フラッグをデザインして表示させるようにしたものです。

 今では全国各地のプライドイベントなどでもよく見られるようになった水色、ピンク、白、ピンク、水色のトランスジェンダー・プライド・フラッグは、米国のトランス女性モニカ・ヘルムズによって1999年にデザインされたものです。
「上下のストライプは、男の子の伝統的な色であるライトブルーです。その隣のストライプは、女の子の伝統的な色であるピンクです。真ん中のストライプは、ジェンダー移行中の人たちや、性自認がニュートラルまたは未定義の人たちのための白です」 とモニカ・ヘルムズは説明しています。
 このフラッグはアリゾナ州フェニックスで2000年に行われたプライド・パレードで初めて使用され、2015年にはフィラデルフィア市庁舎にも掲げられました(フィラデルフィアは2017年、LGBTQコミュニティにおける人種差別への啓発として、レインボーカラーに黒と茶色を加えたフラッグを2017年に掲げています。その後、これにトランスジェンダー・カラーを加えた「プログレス・プライド・フラッグ」が広く用いられるようになっていきました)

 11月20日は、トランスジェンダーの尊厳と権利について考えるための国際的な記念日、「トランスジェンダー追悼の日」です。1998年11月28日、米マサチューセッツ州でトランスフォビアを理由に惨殺されたアフリカ系アメリカ人のリタ・ヘスターへの追悼として始まりました。
 この「トランスジェンダー追悼の日」までの1週間を「トランスジェンダー認知週間」とし、様々な啓発キャンペーンやイベントが行なわれるようになりました。




 日本でも11月20日(金)18:00-19:45、AiSOTOPE LOUNGEで『トランスジェンダー追憶の日』というイベントが開催されるほか、プライドハウス東京レガシーで23日(月祝)までトランスジェンダーの多様な生き方を写し取った写真展 『それぞれが歩む道』が開催されます。



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