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バンコクでプライドパレードが行なわれました

 バンコクで11月7日、プライドパレードが行われ、約2000名が市内中心部を行進したそうです。



 バンコクのLGBTQコミュニティは、タイで盛り上がっている政府に対する抗議デモの輪に加わりました。11月7日、レインボーフラッグを掲げた約2000人の「プライ・パレード(※Praiは平民という意味)」は、サームヤーンの交差点からシーロムまで行進しました。シーロムに着くと、フロート(トラック)の上からスピーチやパフォーマンスが行われました。雨が降り始めると、フロートのスピーカーから「Rain on Me」が流れ、盛り上がったそうです。
 パレードといえばレインボーカラーだったり派手な服装をする人が(特にタイでは)多そうですが、今年は多くの人が、プロテスターのグループと合わせ、黒い服を着ていました。
 プラカードには、同性婚やトランスジェンダーの権利を求めるもののほか、「カトゥーイ(クィア)の血を受け入れろ(※タイでは同性愛者の献血が禁じられています)」「セックスワークを合法化しろ」と書くものが目立ったそうです。
 主催者は、このパレードの目的は、コロナ対策の政府の失敗に抗議し、経済の活性化を図ることだと述べました。
 パレードに参加していた教師のLalita Waisinittham(26)は、「タイのデモクラシーはタイの人々にとって、再び優先を割り当てられる権利の平等の始まりだ」と語りました。
 
 タイでは7月から、元軍事政権指導者のプラユット・チャンオチャ首相が国民から乖離し、権力に固執して対抗勢力に不当な圧迫を加えていると批判し、退陣を求める抗議運動が始まりました。その後、プロテスターたちは数十年にわたる軍政を支えてきたのは王室だと主張し、王室改革も叫ぶようになりました。大学などの学校を起点として、若者たちが多く参加しています。
 アウンチャリー・ポキンウティポさん(26)は、ドラァグクイーン「アンジェレ・アナン」としてテレビのリアリティショーで優勝したこともある方で、多くが黒い服を着ているなか、鮮やかな衣装を身にまとってデモに参加しているそうです。アウンチャリーさんは、若者の勢いに支えられ、同性婚やトランスジェンダーの権利を求めて長く続けられてきた闘いを前進させたいと願っています。「私が求めているのは平等と公正。その原則は、誰にでも同じように適用されるものです」


 
 
参考記事:
Silom rally demands equal rights, democracy(Bangkok Post)
https://www.bangkokpost.com/thailand/politics/2015779/silom-rally-demands-equal-rights-democracy
Thai LGBT and anti-government protesters join in Pride Parade(SwissInfo)
https://www.swissinfo.ch/eng/reuters/thai-lgbt-and-anti-government-protesters-join-in-pride-parade/46147302
フォトログ:タイのドラァグクイーン 、民主主義と平等の旗手に(ロイター)
https://www.reuters.com/article/thailand-protests-lgbt-idJPKBN27M17S

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