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エルトン・ジョンが結婚記念日に「私たちはラッキー。世界ではまだゲイ差別が続いてる。これからもみんなのために闘う」とコメントしました

2020年12月24日

 エルトン・ジョンが、デヴィッド・ファーニッシュとの6回目の結婚記念日にあたる2020年12月21日にインスタグラムを更新し、幸せに感謝しつつ、まだ世界ではゲイ差別が続いているとして、全ての人の平等のために闘い続けるとのメッセージを贈りました。


 エルトン・ジョンは、英国でシビル婚が認められた2005年の12月21日にパートナーのデヴィッド・ファーニッシュと結婚式を挙げました。それから、2014年に同性婚が認められたため、改めて、同じ12月21日にウィンザーの邸宅で結婚式を挙げました。エルトンは「本日、デヴィッド・ファーニッシュと私は2つの記念日をお祝いしている:15年間のシビルパートナーシップと6年間の結婚生活だ。私たちの関係は日に日に強くなっている。互いに分かち合う愛情と、二人の美しい息子たちの存在に非常に感謝している」とコメントしています。
「だが私たちは幸運なほうで、世界中の多くのゲイの人々がセクシュアリティのせいで差別されている。これは不名誉なことだ。私たちには、自分が望むように人を愛する価値がある。私たちは引き続き、全ての人の平等のために闘い続ける」
 
 投稿の最後にエルトンは、エルトン・ジョン・エイズ基金のアカウントをリンクしています。このエイズ基金はフレディ・マーキュリーがエイズで亡くなったことからエルトンが立ち上げたものです。2012年の国際エイズ会議でエルトンは、「HIV予防には愛が必要だ」という感動的なスピーチをしています。現在、2020年のホリデー・キャンペーン中で、基金の支援者が最大で75,000ドル(約770万円)まで募金額の同額を寄付すると約束しています。また、エルトン・ジョン・エイズ基金は、今月初めにTikTokと連携し、ユーザーに12月1日の世界エイズ・デーへの関心を高める活動に参加してもらうプロジェクトを立ち上げたそうです。
 
 今年はコロナ禍で困窮している人々を支援するチャリティコンサートを成功させたり、さまざまに活躍しているエルトン・ジョン。残念ながら最後のワールドツアーは中断していますが、来年、コロナ禍が落ち着いたらぜひ再開してほしいですね(そして日本にも来てほしいです)
 

 
参考記事:
エルトン・ジョン、今後もLGBTQ+コミュニティーのために尽力すると結婚記念日に誓う(Billboard JAPAN)
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/95564

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