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青森県弘前市が同性パートナーシップ証明制度導入へ、東北初

 NHKのニュースによると、青森県弘前市が、同性のカップルなどを結婚に相当する関係として認める制度を今年12月に導入することがわかりました。東北地方ではこれまで同性パートナーシップ証明制度を導入する自治体がありませんでしたが、晴れて東北でも実現することになります。

 弘前市の関係者によると、市が導入するのは、法律上は結婚できない同性どうしのカップルなどを結婚に相当する関係として認める制度で、法的な効力はありませんが、二人の関係を証明する書類を市が交付し、保険会社によってはパートナーの生命保険の受取人になれるほか、携帯電話の家族割引などのサービスが受けられるようになります。
 制度の利用にあたっては、成年で、市内に住んでいるか、3ヵ月以内に市内への転入を予定していること、配偶者がいないことなどが要件になるということです。
 弘前市は昨年、市職員にLGBT研修を行ったり、印鑑登録証明書など行政文書の性別欄を撤廃するなど、セクシュアルマイノリティも暮らしやすい社会への環境整備を進めてきました。今年1月には「基礎から学ぶLGBT」という市民向け講座を開催しています。
 今年3月には、市議会での質疑応答で市が同性パートナーシップ証明制度の導入を前向きに検討すると答えたというニュースが届いていました。
 9月以降、パートナーシップ制度について市民から意見を募るパブリックコメントを行い、今年12月から導入するということです。

 弘前市企画課の白戸麻紀子課長は、「(弘前市では)性的少数者の方が暮らせる社会の実現むけて取り組んでいます。今年度においてはパートナーシップ制度の導入にむけて前向きに検討を進めているところです」と語りました。

 
 弘前市では、2008年からスクランブルエッグというセクシュアルマイノリティサークルが立ち上げられ、市内随一の繁華街・土手町で行われる歩行者天国イベント「カルチュアロード」でIDAHOメッセージ展を開催するなどしてきました。
 2009年には弘前大学にもSALAD HOUSEというセクシュアルマイノリティサークルが誕生し、文化祭で展示を行ったりしてきました。その後、ゲイジャパンニュース共同代表であり、ILGA共同代表を務めた経験もある山下梓氏が弘前大学の助教となり、弘前大学男女共同参画推進室にも所属し、啓発に携わってきました。2017年には弘前大学男女共同参画推進室が学生向け研修会「LGBTについて知ろう、話そう」を開催しています。
 青森レインボーパレード共同代表で弘前市在住のつっき〜さんも、働きかけを行なってきたそうです。
 また、昨年11月には、弘前でもパレードが開催されています(今年も10月25日に予定されているそうです)
 
 いろんな方たちが長年、地道な活動を続けてきたおかげです。
 東北初の同性パートナーシップ証明制度の実現を、心からお祝い申し上げます。


参考記事:
弘前市が東北初のパートナー制度(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20200828/6080009571.html
「パートナーシップ制度」導入検討(青森放送)
https://www.rab.co.jp/news/news16387042.html

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