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バイデン大統領就任式でレディ・ガガとジェニファー・ロペスが熱唱、感動を呼びました

2021年01月21日

 バイデン大統領の就任式でレディ・ガガが国歌独唱、ジェニファー・ロペスが音楽パフォーマンスを行なうことが明らかにのニュースでお伝えしていたように、1月20日(現地時間)、ジョー・バイデン氏の米国大統領就任式がワシントンD.C.でつつがなく行なわれ、レディ・ガガがとジェニファー・ロペスが共に素晴らしいパフォーマンスを見せました。

 レディ・ガガは就任式の前日、連邦議会内の写真と共に心からのメッセージをツイートしています。
「明日がすべてのアメリカ人にとって平和な日になるように祈っています。憎しみではなく愛の日になりますように。恐怖ではなく、受容の日になりますように。未来の歓喜を夢見る日になりますように。夢は非暴力のもので、私たちの魂に安全をもたらすものでありますように。連邦議会から愛を」

 そして就任式当日、ガガは、スキャパレリのドレスに、平和の象徴である「オリーブの枝をくわえたハト」の大きな金色のエンブレムを着けて登場し、バイデン大統領と握手を交わした後、そのすぐ横で、万感の思いを込めて、国歌を熱唱しました。
 日本で中継を見ていた方たちもガガの歌声に感動し、「歌上手いな」「まるでオペラ歌手」「しびれた」「涙が出そう」などと投稿していました。
 

 一方、ジェニファー・ロペスは、第二の国歌とも呼ばれる「わが祖国(This Land Is Your Land)」※をオリジナルのアレンジで歌い、最後にスペイン語で「全ての人に自由と正義を!」と叫び、自身のヒット曲でヒスパニック系コミュニティのアンセムである「Let’s Get Loud」を織り込み、熱いパフォーマンスで魅了しました。

※ボブ・ディランが師と仰ぐ放浪の詩人ウディ・ガスリーが1940年に作ったプロテストソングで(国家の称揚などではなく)、元々はアメリカが抱える貧困や不平等のことを問う歌です。ブルース・スプリングスティーンが2009年のオバマ大統領就任式で歌い、レディ・ガガも2017年のスーパーボウルで歌っています。
 
【追記】
 大統領就任式の夜の特番「Celebrating America」(トム・ハンクスが司会をつとめ、デミ・ロヴァートらが出演)のフィナーレを飾ったケイティ・ペリーが本当に素晴らしかったので、ご紹介します。数年前の大晦日にAiSOTOPE LOUNGEの「女装紅白歌合戦」を観に来ていたくらいLGBQフレンドリーなケイティ・ペリーが、アメリカの歴史的な日の特別なイベントの大トリをつとめ、このような最高のパフォーマンスで全米を感動の渦に…実に感慨深いです。



参考記事:
レディー・ガガ、大統領就任式が平和なものになることを願うツイートを投稿(NME)
https://nme-jp.com/news/97644/
レディー・ガガさん 就任式で国歌斉唱(日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN20EBY0Q1A120C2000000
レディー・ガガさんが国歌独唱 バイデン氏就任式(AFP)
https://www.afpbb.com/articles/-/3327431
レディー・ガガの米国歌熱唱に感動の嵐「まるでオペラ歌手」「しびれた」「涙が出そう」(スポーツ報知)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0602d0f42be381919afe574d4dfd33484f9badb1

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