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北海道函館市が同性パートナーシップ証明制度の導入を検討へ

 北海道函館市の新年度予算案にLGBTQに関する啓発活動や同性パートナーシップ証明制度の導入に向けた検討についての予算が盛り込まれていることがわかりました。予算がつくということは函館市が制度導入の検討を真剣に考えていることの証左ですので、時期は未定ながら、近い将来、導入されるのではないかと見られます。実現すれば北海道では札幌市に次いで2例目です。
 
 函館市の工藤寿樹市長は10日、新年度予算案について記者会見して発表しました。NHKのニュースによると、「性的マイノリティの人たちのカップルを婚姻に準ずる関係として公的に認めるパートナーシップ制度の導入に向けた検討や啓発活動に100万円」が盛り込まれています。今月25日から開かれる予定の市議会の定例会に予算案が提出される見込みです。
 函館市には、以前から同性パートナーシップ証明制度を求める声が市民から届いていました。2019年3月の「市民の声回答一覧」では、「本市では、平成30年3月に策定した「第3次函館市男女共同参画基本計画~はこだて輝きプラン」において、「人権尊重と男女共同参画の意識づくり」を基本目標とし、この目標を実現するため、「性的少数者への理解の促進」を主要施策の一つとして掲げ、性的少数者に関する取組みについて今年度から着手しているところであり、差別や偏見のない社会を目指すことが大切でありますことから、性的少数者への理解と尊重が図られるよう啓発パンフレットを作成し、今年度中に市内の公共施設や学校、病院、スーパーなどに配付し、広く周知を図ることで、市民の皆様に性的少数者の方々に対する理解を深めていただくこととしております。こうした取組みを進めるなかで、同性パートナーシップ制度の導入につきましても検討してまいりたいと考えております」と回答しており、検討を表明していました。
 また、市の公式サイト内につい先日、「LGBT(性的少数者)に関すること」というページが設けられ、LGBTについての説明、市の取組みのほか、他団体が実施するイベント等の情報、市内活動団体、関連リンクなどが紹介されています。
 
 函館には約20年前、(確か北海道教育大学函館校だったと思いますが)ゲイサークルが活動していて『バディ』誌でも取り上げられたりしていました。現在は、北海道教育大函館校(HUE)の学生が結成したHUEレインボーはこだてプロジェクトが「レインボーはこだてシアター」という映画上映イベントを開催したり、同大の学生も参加する市民団体レインボーはこだてプロジェクト(RHP)が、8色のレインボーカラーの靴下をつくったり、「虹をはいて歩こう」という啓発イベントを開催していたりします(どちらのイベントも函館市や函館市教委が後援しています)
 札幌のLGBTQコミュニティの素晴らしさは折にふれてお伝えしてきましたが、実は函館のコミュニティもカラフルで素敵な活動を展開してきたのでした。





参考記事:
函館市が新年度予算案発表(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210210/7000030468.html

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