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マースクの「レインボーコンテナ」が横浜港に到着、コペンハーゲンまでワールドツアー

2021年03月27日

 コペンハーゲンに本拠地を置く世界一の海運企業であるマースクが、LGBTQ支援のためにレインボーカラーに塗装した「レインボーコンテナ」のワールドツアーを実施中です。この「レインボーコンテナ」が22日、横浜港に入港しました。最終目的地は8月にワールドプライドが開催されるコペンハーゲンです。

 コペンハーゲンに本拠地を置く世界一の海運企業であるマースクは、ダイバーシティ&インクルージョンに関してグループ内に専門の委員会を設置し、LGBTQの文化を称えるために世界中で開催されている「プライド・ウィーク」などの取組みを支援しています。その一環として今年、レインボーカラーに塗装した「レインボーコンテナ」のワールドツアーを実施、3月11日にロサンゼルス港を出発し、22日に横浜港に入港、この後、上海やスエズ運河を経由し、欧州の複数の港に立ち寄った後、(8月のワールドプライドのタイミングに合わせて)コペンハーゲンまで輸送されます(ワールドツアーのルートはこちら
 同社は航海中の「レインボーコンテナ」を見かけた人には、インスタグラムなどのソーシャルメディアに投稿することを呼びかけています。

 なお、「レインボーコンテナ」がいつまで横浜にいるのか、もういないのか、いろいろ調べてみたのですが、定かではありません…。運よく見かけることができた方はぜひSNSに投稿しましょう。
 
 ともあれ、「レインボーコンテナ」のワールドツアー、海運会社だからこその企画ですね。
 レインボーカラーに込められた様々な思い…性の多様性の祝福や、LGBTQが自分らしく生きられる社会、権利の平等、PRIDEなどは世界共通だと思いますが、そんな願いが込められたレインボーカラーのコンテナが世界を旅して行って、パレードの開催が難しい上海や、同性愛が違法であるマレーシアやエジプトなども経由しつつ、5ヵ月かけて世界を旅して、最終的にワールドプライドが開催されているコペンハーゲンに入港するのです。最後は拍手で迎えられたりするのでしょうか…。素敵です。



参考記事:
マースク、横浜港に多様性示す虹色のコンテナ(LOGISTICS TODAY)
https://www.logi-today.com/426295 

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