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ビービー・レクサが自身のセクシュアル・フルイディティについて語りました

2021年05月08日

Hey Mama」「Me, Myself & I」「I Got You」などのヒットで知られ、グラミー最優秀新人賞を受賞しているシンガーソングライターのビービー・レクサが、自身のセクシュアル・フルイディティについて語りました。

 ビービー・レクサは2020年に米『Health』誌のインタビューで「自分を『フルイド』だと思ってる。私は“運命の人”を見つけるまで、自分がどんな人かを言い表すことはできない。私はただ、私を愛してくれる、愛する人を見つけたいだけ。その人が男の子か女の子かは関係ない」と語っていました。
 5月7日にセカンドアルバム『Better Mistakes』をリリースしたビービーは、英『Gay Times』誌のインタビューに応じ、自身のセクシュアリティについて詳しく語りました。
「私がセクシュアリティについて信じているのは、『目盛りのようなもの』だということ」
「女の子と交際したことがあるか? イエス。女の子とデートしたことがあるか? イエス、したことがある。それも有名な女の子たちとね、名前は挙げないけど。躍起になる人たちもいるだろうけど、絶対言わない!」
「今までに女の子と恋に落ちたことがあるか? イエス。だけど今は、男性とつきあってる」
 過去には同誌で「自分にインスピレーションを与えてくれる人に惹かれる」と語っていたこともあるビービー。男性と女性の両方に惹かれるバイセクシュアルのように、自身の性的指向をカテゴライズすることについては「すごく難しいことなんだよね。人は誰かを箱のなかに入れようとするけど、私は箱の中に入れられるのが好きじゃないから。それは、私の音楽からもわかると思うんだけど」と語りました。

 ビービー・レクサは2017年の「love letter to the LGBTQ community」キャンペーンに参加し、「私はオーランドの銃撃事件の記事を読んだ時のことを決して忘れない。数日後にLAプライドへの出演を控えていて、周りの(LGBTQの)人たちはみんな恐れていて、セキュリティや私のことを心配してくれた。だけど私が感じたのはった2つだけ。1つ:プライドに参加する人たちに恐怖を抱かせたことへの怒り。2つ:これまでで最高のライブにするってこと。「アメリカを再びゲイな国に」っていう帽子をかぶってね」というコメントを寄せています。
 同年、彼女はマイアミ・プライドのヘッドライナーをつとめ、翌年にはアトランタ・プライドにも出演し、レインボーフラッグを掲げたり、レインボーカラーの衣装で歌ったりしています。
 
 

参考記事:
ビービー・レクサ、セクシャル・フルイディティを告白(ELLE)
https://www.elle.com/jp/culture/celebgossip/a36355993/bebe-lexha-sexuality-coming-out-210507/
ビービー・レクサ、自身の流動的なセクシュアリティについて語る「箱に入れられるのは好きじゃない」(フロントロウ)
https://front-row.jp/_ct/17450918

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