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「結婚の自由をすべての人に」九州訴訟で熊本のこうぞうさんが意見陳述、「社会の当たり前の存在として認めてほしい」と訴えました

 「結婚の自由をすべての人に」九州訴訟で熊本のこうぞうさんが初めて意見陳述し、「「社会の当たり前の存在として認めてほしい」と訴えました。
 

 同性婚が認められないのは憲法が保障する法の下の平等や婚姻の自由に反するとして、九州の3組のカップルが原告となっている「結婚の自由をすべての人に」九州訴訟。その弁論(原告の意見陳述)が10日、福岡地裁で行われ、原告で熊本市のこうぞうさんは「同性婚が認められない限り、国による差別はなくなりません」「社会の当たり前の存在として認められていたら、描ける人生が、未来が、ずっと大きく広がるはずです」と訴えました。
 
 今回の「結婚の自由をすべての人に」九州訴訟の弁論は、3月17日に札幌地裁で歴史的な違憲判決が出て以来の原告意見陳述でした。
 初めて法廷で意見陳述したこうぞうさんは、とても緊張したそうですが、「国は『同性婚は憲法上想定されていない』と主張するが、僕たちの存在を否定するに等しい。人としての尊厳を踏みにじるものです」と、札幌地裁判決を踏まえ「(同性婚を)法制度から除外せずに、社会の当たり前の存在として認めてほしい」「同性婚が認められない限り、国による差別はなくなりません。生まれた時からこの国にも同性婚が存在し、社会の当たり前の存在として認められていたら、描ける人生が、未来が、ずっと大きく広がるはずです」と訴えました。

 KKT熊本県民テレビが、こうぞうさんとゆうたさんというとても素敵なカップルに密着した特集を放送していました。お二人が自宅でくつろぎながらさもない会話をしているなにげない日常の姿、「結婚できたらなぁ」という思い、パートナーシップ宣誓をして証明書を授与される姿、そして、婚姻届を出して不受理となり、裁判に臨むようになった姿を自然に、丁寧に、二人の気持ちに寄り添うように映し出していて、とてもいい番組になっていました。多くの視聴者は、自分たちと何も変わらない暮らしをしているなぁと、そんな二人がただ同性だというだけで結婚が拒絶されるのは不条理だと感じ、共感したことでしょう。
 熊本という(東京などに比べると世間が狭い)地方の街で、このように堂々と顔出しでテレビに出演し、同性婚の実現のために頑張っているお二人の勇気と心意気に、心から拍手を贈ります。
 

 
参考記事:
「結婚の自由を」同性婚訴訟 熊本原告訴え(KKT熊本県民テレビ)
https://www.kkt.jp/nnn/news100qztxwfrl016bcj6m.html
同性婚訴訟…福岡も「違憲の札幌地裁判決認定を」(九州朝日放送) 
https://kbc.co.jp/news/article.php?id=6952517&ymd=2021-05-10
同性婚訴訟で原告意見陳述 福岡地裁(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20210511/ddl/k40/040/229000c

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