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米国務省が、ノンバイナリー等への配慮としてパスポートの性別欄のサードジェンダー表記を認めることを検討

 米国務省はプライド月間の最終日である6月30日、国民がパスポートを申請する際の手続きを変更し、申請者が性別を自分で選べるようにすることを発表し、トランスジェンダーの人たちが医療証明書の提示を求められることがなくなりました。同時に、パスポート申請用紙の性別欄にノンバイナリーなどM(男性)/F(女性)以外を希望する人のための選択肢を付け加える方向で取り組んでいることも発表しました。いずれはカナダなどと同様、サードジェンダー表記(「X」「O」など)が認められるそうです。

 
 ブリンケン国務長官は声明で、「今日、国務省が、ジェンダーや性別にかかわらずLGBTQ米国民が公正に取り扱われることをさらに確かなものにするための一歩を踏み出すことを発表できるのを喜ばしく思っています。パスポートと出生証明書の発行の手続きから着手します」と述べました。
 ただし、新しい選択肢を付け加える作業は「技術的に複雑なことであるため、大規模なシステムの更新に時間がかかる」とも述べています。

 トランスジェンダー支援団体「National Center for Transgender Equality」のRodrigo Heng-Lehtinen氏は、「正確なパスポートと一貫した身分証明書を持つことは、日常生活に欠かせません」と述べました。
「旅行、銀行、就職や進学において、必要になります。間違ったIDは、トランスジェンダーへのハラスメントや差別の原因になってきました。パスポートのリフォームは、トランスピープルの生活の改良にとっての共通了解事項です」


 パスポートのサードジェンダー表記(「X」「O」など)は、カナダ、アルゼンチン、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、デンマーク、アイスランド、インド、ネパール、バングラデシュでも採用されており、米国では少なくとも20州と首都ワシントンが州の文書で同様の対応を行なっています。
 


参考記事:
パスポートの性別変更が容易に 米国務省、LGBTQインクルーシブ政策発表(CNN)
https://www.cnn.co.jp/usa/35173238.html
アメリカ パスポートの性別欄に新たな選択肢を設ける方針(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210701/k10013113401000.html
米、パスポートの性別欄に選択肢 LGBT対応で国務長官(共同)
https://nordot.app/783112042842144768?c=39546741839462401

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