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静岡県浜松市がアウティング禁止を盛り込んだ差別禁止条例を制定へ

 静岡県浜松市は11月11日までに、性的マイノリティや新型コロナウイルス感染者、外国人市民への差別や偏見解消を目指す条例を制定する方針を固めました。性的指向や性自認を第三者に暴露するアウティングの禁止も盛り込むそうです。15日からパブリックコメント(意見公募)を始め、早ければ来年度の施行を目指すそうです。


 浜松市の「人権を尊重し多様性を認め合う差別のない社会づくり推進条例案」(仮称)は、「不当な差別の解消に取り組むよう努めなければならない」として、罰則を伴わない努力義務を定める理念条例を想定したものです。
 来年の市議会二月定例会への条例案提出を目指しているそうです。
 浜松市内では、新型コロナウイルスの感染拡大による感染者や医療従事者らへの誹謗中傷があったほか、性的マイノリティや市内に約2万5000人いる外国人市民への差別や偏見の解消が課題となっていました。

 浜松市は昨年4月、静岡県内で初めて同性パートナーシップ証明制度を導入し、今年10月までに32組のカップルを公認しました。今回の条例は、同性カップルへの社会の理解を促進する狙いもあるそうです。
 ちなみに浜松市の同性パートナーシップ証明第1号カップルとなったのは、トランス男性の鈴木げんさん(浜松TG研究会代表)と国井良子さんですが、鈴木さんは先月、性別適合手術を受けなくても戸籍上の性別を女性から男性に変更できるよう、静岡家裁浜松支部に家事審判を申し立てています(詳細はこちら
 
 アウティングの禁止を定めた条例は、一橋大学がある東京都国立市が2018年に初めて制定しました。以後、東京都豊島区、三重県いなべ市、岡山県総社市、三重県などがこれに続いています。
 この動きが全国に広がり、いずれはLGBTQ差別解消法(LGBT平等法)のような法律に盛り込まれることを期待します。


参考記事:
差別解消、浜松市が条例化へ 性的指向や性自認を暴露する「アウティング」禁止(静岡新聞)
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/985402.html
浜松市が差別解消へ 2月に条例案提出の方針(中日新聞)
https://www.chunichi.co.jp/article/364322

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