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大阪でもLGBTQセンター設立へ、虹色ダイバーシティがアナウンス

 認定NPO法人虹色ダイバーシティが12月6日、大阪に「Pride Center Osaka」を設立することを発表しました。プライドハウス東京レガシーに続き、大阪でも来春、LGBTQセンターが誕生しそうです。


「いよいよこのプロジェクトが動き出します!
 このたび、私たちは大阪にLGBTQに関する情報発信拠点【Pride Center Osaka】を設立することにしました。
 大阪府の人口は約880万人です。LGBTQが5%と仮定すると、44万人はいるはずですが、LGBTQのための常設の施設はありません。大阪市は2013年から淀川区などが先進的なLGBT支援事業を行なっており、大阪府でも2020年からパートナーシップ制度が施行されましたが、LGBTQへの差別や偏見が顕著に減っているわけではなく、LGBTQの孤立・孤独、心身の健康や経済面における格差の解消には不十分です。
 2019年からの新型コロナウイルス感染拡大によって、社会的マイノリティであるLGBTQはより大きなダメージを受けていると言われています。大阪では2025年に万博を予定していますが、この多様性をテーマに掲げた祝祭の前に、癒しとレジリエンス(回復力)の底上げが必要です。
 私たちは大阪の街に向けて、 LGBTQ支援のシンボルである虹を掲げた拠点【Pride Center Osaka】によって「私たちはここにいる」とメッセージを送ります。誰もが安心して集える場を設け、困った時の相談支援の入口になることをめざします。また、LGBTQに関する資料を集めたミニ図書館を設置し、中高生・大学生・社会人がお互いに学び合う機会を提供します。この施設は、今後、政令指定都市レベルでセンターを運営する際のモデルケースになると考えており、特に地方に生きるLGBTQやその家族の希望になると確信しています。
 虹色ダイバーシティが中心になり、関西圏の企業、居場所づくり事業をされているNPO、大学等に呼びかけての運営を行う予定です。場所は天満橋駅の近く、大川沿いの見晴らしの良い場所に決まりました。2022年春のオープンをめざして準備中です。今後、ホームページやSNSで、オープンに向けての情報を公開してまいります。」
(虹色ダイバーシティ「LGBTQに関する情報発信拠点【Pride Center Osaka】始動!」より)


 文中でも触れられている通り、大阪では淀川区が2013年9月に全国で初めて「LGBT支援宣言」を発し、同年10月の「レインボーフェスタ(関西レインボーパレード)」に参加するとともに、翌年には区で電話相談やコミュニティスペースの設置などの支援事業をスタートさせ、自治体によるLGBTQ支援の先進的な取組み(ロールモデル)として全国から注目を集めました。この淀川区の支援事業を請け負っていたのが虹色ダイバーシティやQWRC(クォーク)で、すでにLGBTQのためのコミュニティスペースの運営に携わってきた実績があります(代表の村木さんへのインタビューでその辺りのお話もお聞きしています)。もちろん、虹色ダイバーシティは職場での実態に関する調査・研究や、企業・団体に対する研修を行なってきたNPOであり(代表の村木さんは企業に向けて社内LGBTQ施策について解説する書籍を多数著しています)、LGBTQに関する情報の提供についても最高級であることは間違いありません。
 関西圏の多くの当事者の居場所づくり、相談支援の入り口、当事者の家族や友人への支援の場、広くLGBTQ+Allyに情報提供できる場、学びや交流の場などとして重要な役割を果たすセンターになりそうです。
 
 来年春のオープンの際、また詳報をお伝えしたいと思います。
 
 
参考記事:
LGBTQに関する情報発信拠点【Pride Center Osaka】始動!(虹色ダイバーシティ)
https://nijiirodiversity.jp/3115/

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